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明徳義塾中学校・高等学校(所在地:高知県須崎市/校長:吉田圭一)は独自の学習プログラム「明徳式 学びの技法」(Academic Skills Meitoku Method)を開発し、今年度より導入している。これは、中高一貫教育を通して、大学や社会で真に必要とされるアカデミックなスキル(学びの技法)を涵養することを目的としたもの。エッセイの作成や読書、調査、実験などのトレーニングを中心とした指導により、レポートや研究論文の作成に積極的に取り組める力を大学入学前に修得する。今後ますますグローバル化が進む社会で生き抜いていく力を身に付けることを目指す。
明徳義塾中学校・高等学校は野球やゴルフ、相撲などのスポーツで有名だが、国際教育の分野においても改革を進めており、1987年に英語コース、1991年に日本語コース、1997年に中国語コースをそれぞれ設置。日本国内の生徒はもちろんのこと、海外子女の受け入れも積極的に行ってきた。
その結果、現在では英語をはじめ、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語、フランス語、ベトナム語、スペイン語、日本語など、生徒らが操る多様な言葉を日常的に聞くことができる「小さな国際社会」となっている。
近年、国際化が進む中で、国際バカロレア(※)教育を受けて同校に入学してくる生徒に対して一定の教育の継続性を担保する必要性が生じている。同校はこうした課題を解決するとともに、今後よりグローバル化が進む社会を生き抜いていくために必要とされる力や、自分自身で考え、伝える力を身に付けていくことを目的に、「エッセイ・ライティング」の授業を4年前からスタート。2013年度にはこうした教育内容を盛り込んだ学習プログラム「明徳式 学びの技法」としてまとめた。
同プログラムは8月18日(日)に開催されるイベント「夏休み子ども国際教室」で体験が可能。今後は同プログラムの日本への定着を目指す。
※国際バカロレア(IB): 国際的に認められている大学入学資格の1つ。日本においても昭和54年に「スイス民法典に基づく財団法人である国際バカロレア事務局が授与する国際バカロレア資格を有する者で18歳に達したもの」について、大学入学に関し高等学校を卒業したものと同等以上の学力があると認められる者として指定された。
◆「明徳式 学びの技法」(Academic Skills Meitoku Method)概要
【考えて書くトレーニング】
1 エッセイ・クラス(※エッセイとは自分の意見・考えを相手に説得力を持って伝える文章)
(1)ブレイン・ストーミング: 自分の頭の中のアイデアを引き出す
(2)5段落エッセイ: 「文章の書き方」の基本形を修得(800字程度)
【読んで書くトレーニング】
1 読書マラソン: 読書の習慣づけと本の内容について考え、書くトレーニング
(1)毎週1冊の文庫本・新書の読書: 自分の頭の中のアイデアを引き出す
(2)読書カード: 読んだ本の要約(400字程度)
2 ブック・レポート: 本の内容やテーマについて考え、書く
【調べて書くトレーニング】
1 リサーチ・レポート: テーマを選び、文献や調査、実験をして書く
●明徳式「学びの技法」Academic Skills Meitoku Method の詳細
http://meitoku-gijuku.ed.jp (公式サイト)
●8月18日(日)に「明徳式 学びの技法」を体験できる「夏休み子ども国際教室」を開催
http://meitoku-gijuku.ed.jp/pickup/kodomo2013.htm
▼本件に関する問い合わせ先
明徳義塾中高等学校
〒785-0195 高知県須崎市浦ノ内下中山160
TEL: 088-856-1211
FAX: 088-856-3214
E-mail:takahashi@meitoku-gijuku.ed.jp (高橋 聖:広報入試部長)
http://meitoku-gijuku.ed.jp
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