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学習院大学理学部が10月4日に講演会「細胞はどのようにして分裂を繰り返すか」を開催――講師はノーベル生理学・医学賞受賞者のポール・ナース博士(英国王立協会会長)

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学習院大学理学部生命科学科および生命分子科学研究所は10月4日(金)に講演会「細胞はどのようにして分裂を繰り返すか」を開催する。講師は2001年にノーベル生理学・医学賞を受賞した遺伝学・分子生物学者のポール・ナース博士。当日はがん細胞の増殖を理解する上で必須となる「細胞分裂」のメカニズムなどについて講演を行う(通訳はなし)。受講無料、事前申し込み不要。

 学習院大学理学部は物理学、化学、数学、生命科学の4学部を設置。社会と密接に関わる同学部の研究内容を広く一般に紹介するため、フォーラムや公開講演会を開催している。

 このたびの講演会では、遺伝学・分子生物学者のポール・ナース博士を講師に招請。細胞分裂に関する講演を予定している。

 人間の体を作る細胞は1日に1回、自動的に分裂するが、ポール・ナース博士は分裂酵母を研究材料として分裂が繰り返されるメカニズムを解明し、それがヒトの細胞にも当てはまることを証明した。
 この研究はがん細胞の増殖を理解する上で必須の知識となっている。この業績により、同氏は2001年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

 当日はこうした研究について、同氏から直接解説を受けることができる。

◆ポール・ナース博士講演会「細胞はどのようにして分裂を繰り返すか」 概要
【日 時】2013年10月4日(金) 16:00-17:00
【場 所】学習院大学 西5号館 B1教室
【主 催】学習院大学理学部生命科学科、生命分子科学研究所
【後 援】学校法人学習院、学習院大学
※通訳はありません

▼本件に関する問い合わせ先
 学習院大学理学部生命科学科・馬渕一誠
 E-mail: issei.mabuchi@gakushuin.ac.jp