聖徳大学

聖徳大学が11月9日・10日に「食」に関する講演会を開催――学校法人東京聖徳学園創立80周年を記念

大学ニュース  /  イベント

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

聖徳大学(千葉県松戸市/学長 川並弘純)は11月9日(土)・10日(日)、「聖徳大学『食』に関する講演会」を開催する。これは、同大を運営する学校法人東京聖徳学園が創立80周年を迎えたことを記念して行うもの。当日は高齢社会における食のあり方や食生活の改善方法などについて講演を行う。参加無料、事前申し込み不要。

 聖徳大学は、「児童」「心理・福祉」「文」「人間栄養」および「音楽」の5学部を擁する女子大学。2014年4月には「看護学部」の設置を予定しており、教育や栄養、福祉教育のノウハウを生かして、豊かな人間性を兼ね備えた人材の育成を目指している。

 このたびの講演会は、管理栄養士や栄養教諭の養成を行う人間栄養学部が主催するもの。当日は農業・食品産業技術総合研究機構の研究員や神奈川工科大学栄養生命科学科の教授を講師に招き、高齢社会における食のあり方や食生活の改善方法などについて講演を行う。

◆聖徳大学“食”に関する講演会 概要
1.「食べやすさ」って何? -高齢社会における食のあり方を考える-
【日 時】平成25年11月9日(土)14:00-15:30
【会 場】香順メディアホール(1号館3階)
【講 師】神山かおる氏(独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 食品機能研究領域 上席研究員・中課題推進責任者)
【共 催】社団法人 日本フードスペシャリスト協会
【講演概要】近年、日本では高齢化にともない、食物をよく噛めない咀嚼困難、食物がのみ込めない嚥下困難などの摂食弱者が増えている。舌触りや噛み応えなどのいわゆる"食感"を食品テクスチャーと呼ぶが、テクスチャーは「美味しさ」だけではなく、摂食弱者向けの食品の「食べやすさ」を決定する大切な要素である。本講演では、テクスチャーが美味しさ、食べやすさに及ぼす影響を理解し、「食べやすさ」をキーワードとして、高齢社会における食のあり方を考える。

2.特定保健指導における効果的な指導方法とは? ―行動変容するためには―
【日 時】平成25年11月10日(日)14:00-15:30
【会 場】1219教室(1号館2階)
【講 師】饗場直美氏(神奈川工科大学 応用バイオ科学部 栄養生命科学科 教授)
【後 援】社団法人 全国栄養士養成施設協会
【講演概要】近年は「飽食の時代」と言われるように、エネルギーの過剰摂取や運動不足から生じる肥満や生活習慣病の増加が大きな社会問題となっている。本講演では、メタボリックシンドローム(メタボ)の予防・改善において、食行動を変容するためにはどのような指導、支援が必要なのかを紹介する。さらに、意識・認識として何が重要かを参加者全員で考え、「できることから始めよう!」といえる共通意識を持つ機会となることを目指す。

※両日共通事項
【会 場】聖徳大学1号館(JR常磐線・新京成線「松戸駅」下車、東口徒歩5分)
【定 員】200名(申込不要・入退場自由)
【参加費】無料
【主 催】聖徳大学人間栄養学部
【後 援】松戸市教育委員会 市川市教育委員会、柏市教育委会、取手市教育委員会

▼本件に関する問い合わせ先
 聖徳大学知財戦略課
 〒271-8555 千葉県松戸市岩瀬550
 TEL: 047-365-1111(大代)