関東学院大学

関東学院大学が11月29日、最新の地震予測に関する特別講演会を開催

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関東学院大学(横浜市金沢区 学長:大野功一)は、最新の地震予測研究を進める木下正高 氏(独立行政法人海洋研究機構 高知コア研究所所長、理学博士)を招いて「『東海・東南海・南海巨大地震はどこまでわかったか』~高知沖南海トラフ海底探査の最前線研究者の視点から」と題した特別講演会を開催する。

 地震多発国であるわが国では、地震予測の精度を高めるためのさまざまな研究が行われており、とりわけ太平洋沖の3つの地域を震源とする巨大地震がクローズアップされている。
 今回の講演者である木下正高 博士は地球深部探査船「ちきゅう」を利用して、巨大地震発生のメカニズム解明に取り組んでいる。「ちきゅう」は、はじめて巨大地震の発生域までの掘削に成功した掘削船。掘削船を利用した調査と、それによって明らかになってきた巨大地震の真相について、最新の研究成果を用いながら説明していく予定。
 関東学院大学では、理工学部を中心に地震防災、都市防災をテーマとした研究を積極的に進めている。今回の講演会は、最新の地震予測研究を広く一般の方に知ってもらうことで、日ごろの災害への備えについて考えるきっかけをつくることを目的として企画・開催するもの。

【講演会概要】
●日時
 11月29日(金) 13:00~14:30
●場所
 関東学院大学 横浜・金沢八景キャンパス(横浜市金沢区六浦東1-50-1)SCC館4階ベンネットホール
 京急線「金沢八景」駅下車 徒歩15分または京浜急行バス「関東学院循環」乗車「関東学院正門」下車
●進行
 規矩大義(関東学院大学教授・理工学部長 専門:地盤防災工学)
●主催
 関東学院大学 理工/建築・環境学会
●備考
 参加費無料、予約不要
●問い合わせ先
 関東学院大学学部庶務課(理工学部、建築・環境学部)TEL:045-786-7096

【講演者略歴】
 木下正高(きのした・まさたか)氏
 独立行政法人海洋研究開発機構 高知コア研究所 所長
 1961年長野県生まれ。
 東京大学大学院理学系研究科地球物理専攻博士課程修了。理学博士。
 東海大学海洋学部助手、講師、助教授を務めたのち、2001年に海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)へ入所。
 専門分野は固体地球物理学。「巨大地震発生機構の解明にむけた掘削研究」を主なテーマとして研究を進める。

▼本件に関する問い合わせ先
 関東学院大学広報室
 TEL: 045-786-7049