宝仙学園中学高等学校共学部理数インター

宝仙学園中学高等学校共学部理数インターが、中学入試にて2月2日に「公立一貫入試対応入試」を、2月4日に「公立一貫入試対応特待選抜入試」を実施

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宝仙学園中学高等学校共学部理数インター(東京都中野区)は2月2日(日)に「公立一貫入試対応入試」を、2月4日(火)に「公立一貫入試対応特待選抜入試」を実施する。これは、公立中高一貫校の受検生を主な対象としたもの。公立中高一貫校の入試で実施されている「適性検査」に対応した内容となっており、併願などによる受検がしやすい制度となっている。

宝仙学園中学高等学校共学部理数インターは2007年、宝仙学園中学校・高等学校の共学部として新設した。「理数インター」の名称は、「21世紀の世界標準(グローバルスタンダード)となる教育を提供する」という同校の教育方針に由来。「ほぼ全員をGMARCH(学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学)に、半数を早稲田大学、慶應大学、上智大学、東京理科大学に、20%を国立、医学部、海外の大学に」という進学目標を掲げるとともに、理数的思考力に基づくコミュニケーション能力の涵養を目指している。

このたび同校が実施する「公立一貫入試対応入試」および「公立一貫入試対応特待選抜入試」は、公立中高一貫校の受検生を主な対象としたもの。
公立中高一貫校の入試では、学力試験ではなく調査書や適性検査、面接などの結果によって総合的に合否を判定している。こうした状況を踏まえ、同校では一般入試で「国語」「算数」「英語」など科目ごとの学力検査を、「公立一貫入試対応入試」および「公立一貫入試対応特待選抜入試」で各科目の内容を総合的に盛り込んだ「適性検査」を実施。「適性検査」では文章や資料、図を参考に問題を解いていく方式を導入している。公立中高一貫校の入試に対応したこの制度は昨年、合計20名の募集に対し216名の志願者数を集めた。なお、都内の私立中学校のうち、適性検査型入試の出願者数は4年連続で同校がトップとなっている。

入学後は疑問を解決する能力を育むことを目的に、1年次から「総合研究プロジェクト」を開始。生徒が自ら探究テーマを設定する「疑問」から、新たな課題発見へとつなげる「仮説」、文献調査やアンケート、実験などを行う「検証」、調査結果をまとめる「考察」、アメリカ・スタンフォード大学での英語による「発表」に至るまで、各自が継続的に探究活動を行っていく。

▼本件に関する問い合わせ先
宝仙学園中学高等学校共学部理数インター
入試広報部長 山崎
〒164-0011 東京都中野区中央2丁目28-3
TEL: 03-3371-7103