金沢工業大学

金沢工業大学が3月1日に「夢考房プロジェクト発表会」を開催――夢考房プロジェクトの学生達が日頃お世話になっている企業関係者に対して1年間の活動の成果を発表

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夢考房を活動の場として革新的なものづくりに取組んでいるのが夢考房プロジェクト。15プロジェクト、560名の学生が学部、学科、学年を越えて集まり、予算管理から設計、製作までのすべてを学生主体で行っている。「夢考房プロジェクト発表会」では、ロボット、メカニカルサポートの大会報告やオーストラリア大陸を縦断したソーラーカーの展示も行う。

●第19回夢考房プロジェクト発表会●
 日 時 2014年3月1日(土) 9:30~17:00
 場 所 金沢工業大学 23号館
 http://www.kanazawa-it.ac.jp/yumekobo/project/no19_project.html

【夢考房プロジェクトとは】
 金沢工業大学では、プロジェクトデザイン教育と呼ぶ問題発見・解決型教育を全学生必修で実施している。ユーザーはどんなものを必要としているのか、問題を発見し、知識やアイデアを組み合わせて解決策を創出し、具体化して実験・検証・評価していくなかで、人や社会に役立つものをチームで創造する力を身につける。
 課外でも問題発見・解決を実践できる「考える場」「創る場」の充実を図っている。夢考房を活動の場として革新的なものづくりに取り組んでいるのが夢考房プロジェクトで、15プロジェクト、560名の学生が学部、学科、学年を越えて集まり、予算管理から設計、製作までのすべてを学生主体で行っている。

【夢考房プロジェクトに見る問題発見・解決の実践例】
[ロボットプロジェクト]
 昨年の8月18日、ベトナムで開催されたロボコン世界大会で、ロボットプロジェクトが初優勝し、世界一に。出発前日の8月15日、首相官邸を表敬訪問した際に安倍首相からいただいた「日本は先端技術と現場の力が強み」という激励の言葉のとおり、学生達はベトナムで数々の困難に直面しつつも、最後まで諦めることなく、何が問題で、何を解決すべきかを考え、世界一の栄冠を自らの手で掴んだ。

[メカニカルサポートプロジェクト]
 遠隔操作ロボットによる災害時の人命救助活動を模擬した「レスキューロボコン」で大会最高賞である「レスキュー工学大賞」を受賞。要救助者だけでなく、安否を気遣う家族のことも考え、救助中の状況をモニターでリアルタイムで見ることができるようにしたことが高く評価された。

[エコランプロジェクト]
 炭素繊維強化プラスチックのボディやエンジンも自分達で製作。「本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ2013」で燃費2416km/リットルを記録しグループIII(学生クラス)3連覇を果たした。この燃費記録は、自身が持つ学生記録を330km/リットルも更新する新記録。

[ソーラーカープロジェクト]
 「つくれるものは全て学生たちでつくる」という原則のもと、ボディはもちろん、モーターに至るまで、学生自らの手でソーラーカーを製作。オーストラリア大陸3000kmの大陸縦断レースに12年ぶりに参加した。

※ぜひこれを機会に革新的なものづくりに学生主体で挑む、いきいきとした学生達をご覧ください。

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp