金沢工業大学

金沢工業大学が、学部2年次生による「プロジェクトデザイン実践」ポスターセッションを開催

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金沢工業大学は、学部2年次生による「プロジェクトデザイン実践」ポスターセッションを1月28日(火)~31日(金)、2月3日(月)の5日間、扇が丘キャンパス7号館4階で開催する。2年次の必修科目、「プロジェクトデザイン実践」で取り組んできた293チーム(1659人)が、独創的な問題発見・解決の成果を、ポスターを使って発表する。

「プロジェクトデザイン実践」ポスターセッション
日程:1月28日(火)~31日(金)、2月3日(月)
場所:金沢工業大学 扇が丘キャンパス7号館4階

スケジュール
http://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2014/1195771_3722.html

 金沢工業大学では1995年から国内の大学に先駆けて問題発見・解決型教育をカリキュラムの主柱に置き、「プロジェクトデザイン教育」として全学生必修で実施している。
 2012年度入学生からは、世界の工学教育で行われているConceive(考えだす)→Design(設計する)→Implement(行動する)→Operate(操作・運営する)という「CDIO」の手法を日本の大学として初めて取り入れてカリキュラムを刷新。2年次後学期に「プロジェクトデザイン実践」を新たに導入するなど、実践面をより充実させている。
 このたび開催するポスターセッションは2012年度入学生から新たに導入された「プロジェクトデザイン実践」の最初の成果発表会となる。


【プロジェクトデザイン教育について】
 世界で活躍するグローバル人材とは、日本人としてのアイデンティティを持ち、未知なもの、多様な解があるものに果敢に挑戦し、新しい価値を生み出していく「イノベーション力」のある人材でありたいと考える。
プロジェクトデザイン教育は大学1 年次から問題発見から解決にいたる過程・方法をチームで実践しながら学ぶ、全学生必修の金沢工業大学オリジナルの教育です。ユーザーはどんなものを必要としているのか、問題を発見し、知識やアイデアを組み合せて解決策を創出し、具体化して実験・検証・評価。世界の工学教育で行われているConceive(考えだす)→Design(設計する)→Implement(行動する)→Operate(操作・運営する)という「CDIO」の手法も取り入れ、グローバル人材に期待される「イノベーション力」を実践的に身につける。
 2年次後学期の「プロジェクトデザイン実践」は、2年次前学期の「プロジェクトデザインII」で生み出したアイデアを実際に具体化して実験を行い、解決策がユーザーが求めているものなのかどうか検証評価。実行可能な解決策は最終設計レポートにまとめ、公開ポスターセッションで発表する。

【CDIO について】
 「CDIOイニシアチブ」は米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)とスウェーデンの3 大学が2000 年に始めた工学教育改革のための仕組みである。「CDIO」はConceive(考えだす)、Design(設計する)、Implement(行動する)、Operate(操作・運営する)のこと。従来から行われてきた知識偏重の教育をあらため、「工学の基礎となるサイエンス」と「実践・スキル」のバランスを重視した質の高い教育を目指すもので、世界を代表する97 の大学・高等教育機関が加盟し、工学教育の事実上の国際標準となっている。
 金沢工業大学は2011年6月に国内の大学で初めて「CDIO イニシアチブ」に加盟している。
(2014 年1 月現在、金沢工業大学は日本の大学では唯一のCDIO イニシアチブ加盟校)

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp