大学通信

大学の特色を生かした入学式――学生や教職員らが企画したイベントも

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新入生に大学の特色を知ってもらうため、大学ではキリスト教の礼拝形式や仏教行事を取り入れるなど、宗教や建学精神に即したさまざまな形の入学式が行われている。また入学当初の不安を解消し、大学生活を楽しんでもらおうと、学生、教職員らが企画したイベントを行う大学もある。
【聖学院大学、麗澤大学、北里大学、立正大学、法政大学】

 聖学院大学(埼玉県上尾市)・大学院の入学式式典はキリスト教礼拝形式で行い、入学生および教員は全員ガウンを着用して参加する。聖書朗読や祈祷、聖歌隊やハンドベルによる讃美奉献などを行う。4月1日の2014年度入学式では、新学長の任職式も同時に挙行。姜尚中新学長が式辞「友愛こそ希望」を述べる。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5099 )
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6374 )

 麗澤大学(千葉県柏市)の4月2日の入学式では、大学生活を紹介する映像の上映をはじめ、課外活動で活躍する在学生のパネルトークや劇によるキャンパス案内を行う。これは、学生と教職員の協働による「入学式プロジェクト」が企画したもの。全学的な歓迎ムードを創出、新入生や父母、保証人の入学当初の不安を解消し、期待感を高めることを目的としている。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6286 )

 北里大学(東京都港区)は入学式で、三菱鉛筆と共同で製作したオリジナル鉛筆を新入生全員に贈呈。これは創設者の信念や大学の特徴を鉛筆に託したもので、大学と学生の心の距離を縮めることが目的。鉛筆は2種類あり、軸には、創設者の北里柴三郎をゆるキャラにしたイラストと、北里柴三郎が生まれた熊本県つながりでくまモンのイラストが描かれている。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6409 )

 立正大学(東京都品川区)は、日蓮宗学の教育機関として始まった同大の特色を知ってもらうことを目的に、入学式後に仏教行事の一つである「花まつり」を開催する。仏教学部学生らがキャンパスに設置された花御堂(はなみどう:誕生時の釈迦の像を安置する小型の堂)の誕生仏に甘茶を注ぐ花まつりのレクチャーを行うほか、花まつりを紹介するリーフレットや甘茶を配布する。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6289 )

 法政大学(東京都千代田区)では入学式当日の4月3日に、新入生の父母・保証人向けの「キャリアセンターガイダンス」「公務員・法職講座ガイダンス」を開催する。「キャリアセンターガイダンス」では、就職活動の現状や大学生活の過ごし方等について説明する。「公務員・法職講座ガイダンス」では、「公務員講座」、「法職講座」を含めた公務人材育成センターの取組み内容に関して説明する。
( http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=6375 )