駒澤大学

駒澤大学が中国・北京大学と国際学術交流シンポジウム「幕末期 中・日・米国間の交流における先駆者-羅森研究-」を5月21日(水)に開催

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駒澤大学(東京都世田谷区/学長:廣瀬良弘)が、北京大学(中国)との学術交流企画として、5月21日(水)に 国際学術交流シンポジウム「幕末期 中・日・米国間の交流における先駆者-羅森研究-」を開催する。講演者は北京大学歴史系 王 暁秋 教授。日本語通訳つきで参加費は無料。会場は駒沢キャンパス中央講堂。

 駒澤大学は5月21日(水)、駒沢キャンパスにおいて、北京大学(中国)と国際学術交流シンポジウム「幕末期 中・日・米国間の交流における先駆者-羅森研究-」を開催する。
幕末から近代期までの日中関係を、文化交流の視点から研究してきた北京大学歴史系 王 暁秋 教授が登壇し、羅森が日本・中国・米国間の交流において果たした役割と歴史的意義について講演を行う。

<国際学術交流シンポジウム詳細>
『幕末期 中・日・米国間の交流における先駆者-羅森研究-』


 嘉永7年(1854)2月のこと。アメリカのペリー(Matthew Calbraith Perry)総督が二度目の来航を果たした。軍艦7隻(さらに2隻後続)を従えて、江戸湾深くにまで侵入し、幕府に条約の締結を迫った。このとき、ペリー一行に筆談通訳として臨時に雇われ随行したのが、羅森。広東の郷紳の出身にして、香港にてビジネスに従事していた羅森は、親友である宣教師ウィリアム(第一回ペリー来航時の通訳)の求めに応じて、この度の通訳員を引き受けた。漢語ができ、漢学に通じた羅森は、当時の日本において人気を博しただけでなく、幕臣たちと交流を深めたことで、時の幕府の対外観の形成にも大きく寄与することになる。彼がのちに著した『日本日記』は、一清国人による日本の開国事情を記した史料として、現在、注目が高まっている。本シンポジウムでは、羅森が日本・中国・米国間での交流において果たした役割と歴史的意義について講演を行う。

 講演者:北京大学歴史系 王 暁 秋 教授
 日 時:平成26年5月21日(水) 16:00~17:45
 会 場:駒沢キャンパス 中央講堂(本部棟4階)
 参加費:無料・事前申込不要(日本語通訳つき)
 主 催:駒澤大学文学部歴史学科・駒沢史学会 / 後援:駒澤大学国際センター

▼本件に関する問い合わせ先
 駒澤大学総務部広報課
 〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
 TEL: 03-3418-9828
 E-mail: koho@komazawa-u.ac.jp
 URL: http://www.komazawa-u.ac.jp/