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京都産業大学の国際交流会館(International House、通称I-House)は、日本人学生と留学生が日常生活を共に過ごし、異文化交流を図ることによって、教育的効果をよりいっそう高めることを目的として設置された。単に留学生や海外の大学・研究機関などの研究者の居住施設にとどまることなく、本学における、さらには京都における国際的な学術・文化交流の拠点として機能を果たす教学施設として位置づけられている。
I-HOUSEには「I-HOUSEアシスタント」と呼ばれる日本人学生・私費留学生がおり、交換留学生のルームメイトとして日常生活のサポートをしている。これは、少しでも多くの学生と留学生が交流できる機会を設けるとともに、会館内の活性化を目指すための制度で、毎年11月頃に募集説明会を実施し、公募により決定している。
会館で経験できる留学生との共同生活や、協力して実行するイベント企画などは、I-HOUSEアシスタントとして活動する学生の視野や器を広く、大きくしてくれる貴重な経験となる。
I-HOUSEでは七夕にちなんだ寸劇を披露し、食事を交えながら交流を深める「七夕パーティー」や、春・秋学期末に帰国する交換留学生を見送る「フェアウェルパーティー」、「ハロウィンパーティー」、「クリスマスパーティー」などのイベントも開かれている。
なお、I-HOUSEは国際交流を目的とした寮であるため、入寮する外国人留学生も単に居住のみが目的ではなく、国際交流活動に貢献し、他の留学生や日本人学生と協力して過ごせる人が求められている。
◆充実した設備
地上4階建ての1階部分にはロビー、多目的ホール、和室、メディアルーム、パソコンルームなどの共有スペースを配置。2階から4階の中央部にはキッチンルームとダイニングスペース(ロビー)を配置して、コミュニケーションの場としても活用できるようにしている。また、4階部分には洗濯機、乾燥機を設置した洗濯室、物干しスペースを配置している。
◆居住施設
寮室は、ワンルームマンション(各室にバス、トイレ、ミニキッチン、エアコン、ベッド、クローゼット、机、ベランダなどを設置)方式を採用している。
◆今年3月に入寮したI-HOUSEアシスタントの生活してみた感想
1.アシスタントへの志望動機とやってみての“気づき”
2.I-Houseでの生活全般についての感想
・Aさん
1.アメリカに留学した時、現地で沢山の人に助けてもらい、さまざまなことを学ばせてもらった。帰国後は留学生に日本での生活を楽しんでもらいたいとアシスタントに志望した。
2.入寮当初はぎこちなかった関係も文字通り寝食を共にし、お互いを理解していくことで言語や文化の違いという壁がなくなっていくのを感じる。今ではすっかりI-House の生活を楽しんでいる。
・Bさん
1.異文化体験をしたくて志望したが、実際住んでみると異文化の勉強というより異文化に「浸透する」と言った方が適切だ。皆と日常生活、日常会話をしているだけだがいつの間にか異文化について色々知っている自分がいた。
2.一番驚いたことは皆とてもいい人ばかりだということ。普通、寮では盗難や喧嘩などが頻繁に起こるが、ここではそのような風紀は一切見られずいつも皆が笑顔で過ごしている。ここが日本一の寮だと僕は自信を持って言いたい。
・Cさん
1.高校から国際交流に興味を持ち志望する。実際I-House に住んでみて各国の様々な文化を知ることができ、良かったと思う。
2.I-House では色々な生活用品やキッチン用品が揃っていてとても生活しやすい寮だ。
▼本件に関する問い合わせ先
京都産業大学学長室
TEL: 075-705-1411
FAX: 075-705-1987
E-mail: kouhou-ka@star.kyoto-su.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 京都産業大学 |
![]() |
URL https://www.kyoto-su.ac.jp/ |
住所 京都市北区上賀茂本山 |
学長(学校長) 在間 敬子 |