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金沢工業大学、金沢工業高等専門学校では、異なる国の学生が発展途上国を訪問し、フィールドワークを通して、地域発展、環境問題などの観点から問題を発見し、その解決策を提案し実行するという国際的ソーシャルイノベーションプロジェクトを展開。その一つとして、東アジアの大学間で協力して行う「ラーニングエクスプレス」に取組んだ学生7名による報告会を6月17日に金沢工業大学扇が丘キャンパスで開催する。
■「ラーニングエクスプレス」報告会
1)日時: 平成26年6月17日(火)16時40分~17時40分
2)場所: 金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館1階コミュニケーションスタジオ
3)報告会流れ:
・ラーニングエクスプレス概要説明 約5分
・金沢高専生4名の発表 約15分
・金沢工大生3名の発表 約15分
・次回プログラムについて募集案内 約10分
・質疑応答 約15分
平成26年3月に金沢工大の学生3名と金沢高専の学生4名が、シンガポール、ベトナム、インドネシアの学生達とともに多国籍のチームを組んでインドネシアの村々を訪問し、フィールドワークを行った。そして「デザインシンキング」の手法を用い、村人達へのインタビューや観察を通して問題を発見・定義し、アイデアの創出、プロトタイプ(試作品)の製作を行い、解決策を提示した。
さらに金沢工大の学生3名は帰国後もキャンパス内にある夢考房の短期プロジェクトとして、インドネシアでの扇子作りに使用する「のりつけ」工具の作成に取り組んでいる。
この活動に取り組んだ金沢工大、金沢高専の学生による報告会を、6月17日(火)16時40分から17時40分まで、金沢工業大学扇が丘キャンパス23号館1階コミュニケーションスタジオで開催する。
【デザインシンキングと事前学習】
デザインシンキングとは、問題発見・解決に臨む際に、あるユーザーを想定し、そのユーザーにとって何が問題で、何が必要なのかを考え、アイデアを創出。まとめた解決策は具体化し、ユーザーが望むものかどうかを実験・検証し、ブラッシュアップを図っていく人間中心の設計手法。
「ラーニングエクスプレス」に参加するにあたっては、このデザインシンキングについて、以下の1)から6)までを習得する。
1)導入(プロセス)
2)観察法
3)インタビュー法
4)情報のまとめ方(KJ法)
5)ブレインストーミング法
6)プロトタイプの活用法
さらにフィールドワークを行う国の面積や人口、人種、言語、宗教、文化、教育システム、主な産業や国の課題、GDPなどを事前に学習し、活動に臨む。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人金沢工業大学 広報課
石川県野々市市扇が丘7-1
TEL: 076-246-4784
E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 金沢工業大学 |
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URL https://www.kanazawa-it.ac.jp |
住所 石川県野々市市扇が丘7-1 |
学長(学校長) 大澤 敏 |