金沢工業大学

ホーチミン市工業大学が新設する「ベトナム-日本技術大学」に金沢工業大学のカリキュラムを採用

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ベトナムのホーチミン市工業大学がホーチミン市サイゴン・ハイテクパーク内に新設する「ベトナム-日本技術大学」(Vietnam Japan Technology College)に、金沢工業大学が作成したカリキュラムが採用されることになり、協力関係に関する覚書の調印が、平成26年6月30日(月)16時30分から金沢工業大学扇が丘キャンパス1 号館益谷記念室で行われる。金沢工業大学においては初のカリキュラムの「海外輸出」となる。

■ホーチミン市工業大学との協力関係に関する覚書調印
 日時: 平成26年6月30日(月) 16時30分から
 場所: 金沢工業大学 扇が丘キャンパス1号館 益谷記念室

 当日は金沢工業大学の石川憲一学長、金沢工業高等専門学校のルイス・バークスデール校長、ホーチミン市工業大学のKieu Tuan 理事長らが出席し、調印を行う。

【経緯】
 2020 年までに産業立国を目指すベトナムは日本企業を積極的に誘致していますが、日本人経営者のもとで実際に会社を動かしていくマネージャーがいないことが日本企業のベトナム進出にあたっての問題となっていた。

 そこでベトナム経済の中心地、ホーチミン市にあるホーチミン市工業大学が、日本のものづくりを理解した技術者、マネージャー育成を目指す日本型ものづくり大学として3年制の「ベトナム-日本技術大学」を市内のサイゴン・ハイテクパーク内で新たに設立することになった(建屋は年内に完成)。

 ホーチミン市工業大学は今年5月、日本の主な理工系大学を視察しカリキュラムを調査。その結果、「チームであいまいな問題に取り組み、解決すべき課題を明確にして、制約条件のもとで解決策を創出し、実施する」教育プログラムをカリキュラム全体で実施している金沢工業大学が日本型ものづくり大学として最も優れていると評価され、金沢工業大学がカリキュラムを作成し提供することになった。

 なお「ベトナム-日本技術大学」は将来的に15歳からの教育も構想しているため、覚書は金沢工業大学と金沢工業高等専門学校、ホーチミン市工業大学の3校で交わされる。

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp