千葉工業大学

千葉工業大学とサイバー大学が単位互換協定を締結――大学を越え、タブレットとeラーニングを活用した多様な学修機会を創出

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千葉工業大学(学長:小宮 一仁、所在地:千葉県習志野市)とサイバー大学(学長:川原 洋、所在地:福岡市東区)はこのたび単位互換協定を締結。千葉工業大学の学生は9月から、サイバー大学が提供するeラーニング科目を履修することで単位修得が可能になり、場所や時間にとらわれない多様な学修機会を得ることができるようになった。なお、サイバー大学が大学と単位互換協定を締結するのは初めて。

 近年、大学ではICTを活用したアクティブラーニングなどの主体的な学修形態が注目を集めている。
 千葉工業大学はすべての学生、教職員約10,000人にiPad miniを貸与する方針を固め、現在は約5,000人の学生と約500人の教職員にiPad miniを貸与している。今回の単位互換協定では、サイバー大学が2010年に開発した、クラウド型eラーニングプラットフォーム「Cloud Campus(クラウドキャンパス)」とiPad用授業視聴アプリ「CC Handy(シーシーハンディ)」を利用することで、千葉工業大学の学生がサイバー大学のeラーニング科目の受講を可能にする。

 さらに、両大学が単位互換協定を締結することで、サイバー大学の科目が卒業要件に認められるため、千葉工業大学は一層のカリキュラム充実を期待できる。

【千葉工業大学について】
 千葉工業大学は1942年(昭和17年)、欧米に負けない科学技術教育・研究の場をめざして誕生し、日本の私立工業大学として最も長い歴史を持つ。現在、工学部6学科、情報科学部2学科、社会システム科学部3学科、大学院工学研究科、情報科学研究科、社会システム科学研究科という工業大学として有数の規模を誇り、約10,000人の学生が学んでいる。
 近年では、福島第一原子力発電所の事故対応で、同大開発の災害対応ロボット「Quince」が国産ロボットとして初めて原発建屋内に投入されるなど、その優れた技術力は国内外からも注目を集めている。
 2012年(平成24年)には創立70周年を節目に、最先端の科学技術を広く発信する「東京スカイツリータウン(R)キャンパス」を、2014年(平成26年)には更にスペースを拡大し、新たに「東京スカイツリータウン(R)キャンパス AreaⅡ(惑星探査ゾーン)」をオープンした。
 同大では、創立時より掲げてきた「世界文化に技術で貢献する」という建学の精神に基づく人材を育成するために、津田沼と新習志野にある2つのキャンパスに最新鋭の情報システム環境を整備し、また、常に世界文化に学理と技術で貢献する大学をめざしてグローバル化を推進している。
 所在地: 千葉県習志野市津田沼2丁目17-1
 設立: 1942年(昭和17年)
 学長: 小宮 一仁

【サイバー大学について】
 サイバー大学は2007年(平成19年)に開校した、インターネットという「サイバー空間」で高等教育が受けられる日本で最初の4年制大学。卒業までの通学が一切不要であり、すべての授業は「いつでも」受講できる、いわゆるオンデマンドによる視聴形式をとっている。
 現在、IT総合学部の学生を募集している。同学部は、ITそのものを習得することはもとより、商用化された最先端のテクノロジーを総合的に捉え、その活用技術の本質を理解し応用できる人材を育成する。
 また、2012年度(平成24年度)からは、すべての学習コンテンツや学習管理システム(LMS)がクラウド化され、モバイルを含むさまざまなOSの端末機器やブラウザからアクセスしても、学習履歴が同期する。これにより、インターネットにアクセスできる場所さえあれば、「どこでも」学習できる環境を学生に提供することが可能になった。学生数は1,465人、うち20代~40代の現役社会人が多くを占めている。
 所在地: 福岡県福岡市東区香椎照葉3丁目2-1 シーマークビル 3階
 設立: 2007年(平成20年)
 学長: 川原 洋

▼本件に関する問い合わせ先
 千葉工業大学
 入試広報部 入試広報課
 TEL:  047-478-0222
 FAX:  047-478-3344
 E-mail: cit@it-chiba.ac.jp

 サイバーユニバーシティ株式会社/サイバー大学
 マーケティング・コミュニケーション部
 TEL: 03-6895-0104
 E-mail: jcei-koho@jcei.co.jp

5841 千葉工業大学とサイバー大学の単位認定スキーム