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学習院大学が書籍『経済と経営を楽しむためのストーリー』を刊行――経済学と経営学が楽しくなる「きっかけ」を提供する40のストーリー

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学習院大学経済学部および経済経営研究所(東京都豊島区)はこのたび、書籍『経済と経営を楽しむためのストーリー』を刊行した。これは、経済学部創立50周年記念事業の一環として出版されたもの。「経済学部では何を学び、経済学・経営学は実社会でどう役立つのか?」など、経済と経営に興味を持つ「きっかけ」として、同学部の教授陣が経済・経営のエッセンスをわかりやすく解説している。本体1,800円(税別)。

 学習院大学経済学部は1964年に、政経学部から分離する形で創設され、今年で50周年を迎えた。経済学科と経営学科の2学科があり、国内外の学会をリードする研究者を擁し、審議会などの委員を務めて国や自治体の政策決定に貢献している。少人数教育で知られ、法経図書センターをはじめとする学習環境が充実。キャリア支援体制も万全で、国内外で活躍する多くの人材を輩出している。

 同大経済経営研究所(GEM)は、1985年に経済学部の附置機関として設立。活動は同学部の専任スタッフが中核となって行っているほか、学外の研究者との共同研究も実施している。国内外の研究機関や研究者との交流促進、産業界や官界との接点としての研究活動にも努め、また、内外の研究者を客員研究員として招請している。その研究成果は定期的な出版物で発表している。

 こうした中、経済学部では2000年に、経済・経営の入門書として『経済と経営を楽しむための35のストーリー』を出版した。これは、オープンキャンパスを訪れる高校生や保護者からの「経済学部は何を勉強するところかよく分からない」という声を受け、経済と経営に興味を持つための「きっかけ」となるような本が必要であるという考えから執筆されたもの。

 今回、経済学部創立50周年記念事業の一環として、GEMとの共催により発刊された『経済と経営を楽しむためのストーリー』は、その後14年間に大きく変化した経済や経営の環境を踏まえ、すべて新しいストーリーで構成。経済や経営の理論を身近な事例や平易な文体で分かりやすく解説し、身近な経済活動から世界経済まで、経済学と経営学が楽しくなる「きっかけ」を提供する。

◆『経済と経営を楽しむためのストーリー』
【編 者】 学習院大学経済学部、経済経営研究所
【判 型】 A5判
【発行日】 2014年7月10日
【出版社】 東洋経済新報社
【価 格】 本体1,800円(税別)
【目 次】
・Part1 経済政策と制度
・Part2 市場の競争原理とイノベーション
・Part3 経済活動の予測
・Part4 お金の回る仕組み
・Part5 人を生かす組織
・Part6 世界経済と日本

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人学習院 総合企画部広報課
 〒171-8588 豊島区目白1-5-1
 TEL: 03-3986-0221
 FAX: 03-5992-9238