東京家政学院大学

東京家政学院大学が10月23日に特別公開講座「朗読に学ぶ言葉で表現できる世界」を開催

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東京家政学院大学は10月23日(木)、同大非常勤講師で元フジテレビアナウンサーの桜井郁子氏と現役のフジテレビアナウンサーである奥寺健氏を講師に、「朗読に学ぶ言葉で表現できる世界 ~朗読を聴くこと、すること。言葉が教えてくれること~」と題した特別公開講座を開催する。

 東京家政学院大学(学長:天野正子、所在地:東京都町田市相原町2600)は、10月23日(木)に同大非常勤講師で元フジテレビアナウンサーの桜井郁子氏と現役のフジテレビアナウンサーである奥寺健氏を講師に、「朗読に学ぶ言葉で表現できる世界 ~朗読を聴くこと、すること。言葉が教えてくれること~」と題した特別公開講座を開催する。

■講師略歴
●桜井 郁子(さくらい・いくこ)
 ・元フジテレビ放送文化推進局CSR推進室長、元同局アナウンサー
 ・東京家政学院大学児童学科非常勤講師
 ・1977年フジテレビに入社。長らくワイドショーやドキュメンタリー番組でのディレクターやプロデューサーを務める。
 担当した番組は
 「カノッサの屈辱(1990年)」
 「TVブックメーカー(1991年)」
 「ウゴウゴ・ルーガ(1992年~1993年)」
 など。
●奥寺 健(おくでら・たけし)
 ・フジテレビアナウンサー
 ・1994年4月から「めざましテレビ」のスポーツコーナーを担当。
 ・2006年10月からニュース担当となり、現在「ニュースJAPAN」に出演。
 ・1996年からほぼ毎年フジテレビアナウンサーによる朗読舞台「ラヴシーン」に出演し、フジテレビのCSR活動として、桜井郁子氏の下で東日本大震災被災地での公演や、今年3月には盛岡での東北支援公演を企画・出演。

■桜井講師のコメント
 「朗読」と「読み聞かせ」は同じ意味合いで使われているようですが、私は全く違うものだと考えています。「読み聞かせ」は聞き手の事をよく知っている読み手が、相手の理解度まで考えながら愛情をもって本を読む、つまりパーソナルな関係性で成立します。
 「朗読」はホールで行われるクラシック音楽の演奏に近いでしょう。作曲家の書いた楽譜をどう自分なりに解釈し表現するか?演奏者のテクニック、個性、表現力が問われます。朗読者も同様に、言葉の意味、文章の流れ、作家の意図を理解した上で、自分の体という唯一無二の楽器を使って文学を「聞こえる」ように変換します。
 しかし、不特定多数の聞き手の脳に情景や登場人物の思いがありありと浮かぶかどうかは、朗読者の言葉のセンスとハートが決め手になります。声だけ良くても、テクニックだけ磨いても、聞き手には何も伝わりません。
 名作文学をたくさん読みましょう。日常会話でも言葉を選ぶことを覚えましょう。その延長線上に、聞き手を魅了する「朗読」があります。

◆特別公開講座「朗読に学ぶ言葉で表現できる世界」概要
【日 時】 10月23日(木)10:40~12:10 (開場10:00)
【会 場】
 東京家政学院大学大江スミ記念ホール
 (町田市相原町2600)
【交 通】
 JR横浜線相原駅から東京家政学院行きバス約9分
 京王高尾線めじろ台駅から東京家政学院行きバス約13分

※入場無料、申込不要です。直接会場へお越しください。

▼本件に関する問い合わせ先
 東京家政学院大学教育研究支援グループ 公開講座係
 〒194-0292 東京都町田市相原町2600
 TEL: 042-782-9824