金沢工業大学

「夢考房プロジェクト発表会」を開催――金沢工業大学

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金沢工業大学は、「夢考房プロジェクト発表会」を2月28日(土)9時30分から17時30分まで扇が丘キャンパス23号館で開催する。「夢考房プロジェクト」の学生たちが日頃お世話になっている企業関係者に対して、1年間の活動の成果を発表する。また、当日の模様はUSTREAMでも配信する。

【夢考房プロジェクトとは】
 金沢工業大学では、プロジェクトデザイン教育と呼ぶ問題発見・解決型教育を全学生必修で実施している。ユーザーはどんなものを必要としているのか、問題を発見し、知識やアイデアを組み合わせて解決策を創出し、具体化して実験・検証・評価していくなかで、人や社会に役立つものをチームで創造する力を身につける。
 課外でも問題発見・解決を実践できる「考える場」「創る場」の充実を図っている。夢考房を活動の場として、革新的なものづくりに取り組んでいるのが「夢考房プロジェクト」で、およそ600名の学生が学部、学科、学年を越えて集まり、運営から予算管理、設計、製作までのすべてを学生主体で行なっている。

【夢考房プロジェクトに見る問題発見・解決の実践例】
■エコランプロジェクト
 極限の省エネルギーを達成する車両の開発。炭素繊維強化プラスチックのボディやエンジンも自分たちで製作する。オリジナルエンジン搭載車両である「stradale」は、「本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ2014」で燃費2074km/リットルを記録し、グループIII(学生クラス)4連覇を果たした。また、「第18回スーパーマイレッジカーチャレンジ広島」でも、「stradale」は大学高専クラスで2339km/リットルを記録し、優勝した。

■ロボカッププロジェクト
 2050年に、サッカーワールドカップ優勝チームに自律型ロボットチームが勝つことが目標。「Robo Cup Japan Open 2014」の中型ロボットリーグで3位、ヒューマノイドリーグKidSizeで優勝した。

■小型無人飛行機プロジェクト
 小型無人飛行機は、災害時の緊急空中撮影や各種環境自然観測での活用が期待されている。航空機開発に向けた人材育成と飛行ロボットの実用化を目的に行われている「第10回全日本学生室内飛行ロボットコンテストで、夢考房チームは自動操縦部門2位、一般部門3位に入賞した。

■建築デザインプロジェクト
 建築デザインを伝えるプレゼンテーション能力向上と、そのために有効な建築模型制作能力向上のため、積極的にコンペに参加している。「オダケホーム(富山)北陸の家コンペ」では、2作品が優秀賞を獲得した。

※ぜひこれを機会に、革新的なものづくりに学生主体で挑む、いきいきとした学生たちをご覧ください。

●プログラムについて
 http://www.kanazawa-it.ac.jp/yumekobo/project/no20_project.html

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp