京都産業大学

産学連携による人材育成「コーオプ教育」の海外導入事例や効果について検討する京都産業大学「第2回コーオプ教育研究会」を開催

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インターンシップをはじめとした産学連携による人材育成の取り組みが注目されるなか、京都産業大学ではかねてよりキャリア教育、とりわけ大学内での学修と就業体験等を組み合わせた産官学連携による「コーオプ教育(Cooperative Education)」を導入・推進してきた。このコーオプ教育の海外における導入事例やその効果について検討するため、南アフリカ・ダーバン工科大学から講師を招き、「第2回コーオプ教育研究会」を2月24日(火)に京都産業大学で開催する。

 コーオプ教育は、教育目標とそれを実現するプログラムや指導方法を企業と教育機関が共同で開発し、長期や複数回の就業体験を含んだ学習プログラムである。京都産業大学では、日本におけるコーオプ教育のあり方を研究するために、「コーオプ教育研究会」を実施してきた。

 このコーオプ教育に携わる個人・学校・企業・政府・自治体等を支援し、その普及、発展を目的とする唯一の国際機関で、世界約52か国、1,000以上の教育機関等が加盟するWACE(ウェイス):世界産学連携教育協会の第19回世界大会が、2015年に日本で初めて京都産業大学で開催される。

 この世界大会開催を前に、京都産業大学では「第2回コーオプ教育研究会」を開催。前回、2013年にWACE世界大会が行われた南アフリカ共和国・ダーバン工科大学から、コーオプ教育ディレクターであるシャキール・オリ氏を招き、南アフリカの事例を基に、海外におけるコーオプ教育導入の背景、WACE世界大会の成果などについて講演を行う。

 また、アメリカで始まったコーオプ教育について、創始者であるハーマン・シュナイダーの取り組みと、その後のコーオプ教育の発展の歴史について、京都産業大学 経済学部 田中寧教授が解説し、海外での事例をもとに、日本での産学連携での人材育成教育を考える機会とする。

■京都産業大学 第2回コーオプ教育研究会
【開催日時】
 2015年2月24日(火) 15:00~17:00 (受付開始:14:30)

【場所】
 京都産業大学 図書館ホール(住所:京都市北区上賀茂本山)

【対象】
 学生・企業人事担当者・教育関係者・一般

【申込方法】
 メールでの事前申込制
 申込先E-mail: wace-jim@star.kyoto-su.ac.jp

【プログラム】 
 第1部 「コーオプ教育の創始者ハーマン・シュナイダーの取り組みと日本が学べること」
 講師: 田中 寧 京都産業大学経済学部・教授

 第2部 「コーオプ教育の導入が人材育成に与える効果、そしてWACE世界大会開催の意義」  
 講師: シャキール・オリ ダーバン工科大学コーオプ教育ディレクター
 (Director, Cooperative Education, Durban University of Technology)
 講演言語: 英語 ※逐次通訳あり

 閉会・挨拶: WACE第19回世界大会開催について

【詳細URL】
  http://www.kyoto-su.ac.jp/path/news/20150224_forum.html

▼本件に関する問い合わせ先
 京都産業大学共通教育推進機構 コーオプ教育研究開発センター
 TEL: 075-705-1754