金沢工業大学

学生プロジェクトが野々市市の英語版パンフを制作 ――金沢工業大学

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金沢工業大学の学生プロジェクト「Design for the Community」(学生8名)が野々市市在住の外国人向けに英語版パンフレットを制作した。制作されたのは「家庭ごみ分別表」「コミュニティバスのっティ時刻表」「スポーツガイドののいち」の3種類。野々市の粟貴章市長への贈呈式が2月27日(金)午後3時から野々市市役所2階市長室で行われる。

 金沢工業大学では、ユーザーを想定して何が問題で何を解決するべきかを考える「デザインシンキング」の手法を教育に取り入れている。

 「Design for the Community」では、野々市市在住の外国人に英語でインタビューを行い、市が市民向けに提供しているサービスの情報提供方法に対するニーズ調査を実施した。さらに市の担当者にもインタビューを行い、どのようにすれば在住外国人が行政サービスを受けやすくなり、より住みやすい街となるのか検討を行った。

 その結果、「家庭ごみ分別表」「コミュニティバスのっティ時刻表」「スポーツガイドののいち」に関する英語版パンフレットが特に必要とされていることがわかったため、「Design for the Community」ではパンフレットの試作を行い、市役所と在住外国人への意見を聴きながら、このたび最終版を完成させた。

 贈呈したパンフレットは市民課の窓口で配布される。また、後日、野々市市のホームページにも掲載される予定。

 なお、当英語版パンフレットの制作は、一般社団法人大学コンソーシアム石川「平成26年度 地域貢献型学生プロジェクト推進事業」の採択を受け実施された。

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp

6648 3種類の英語版パンフレット