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芝浦工業大学(東京都江東区/学長 村上雅人)は12月3日、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO・東京都港区/理事長 石毛博行)と、同大豊洲キャンパスにおいて包括的連携推進に関する協定を締結。東南アジア地域を中心に、理工系人材の育成および輩出、進出日系企業・現地企業の課題解決、および環境問題等社会課題の解決を図るなど、イノベーションの創出によるグローバルな社会貢献を推進する。
1.締結の経緯・概要
芝浦工業大学ではこれまで、東南アジア地域において人材育成・相互交流活動を積極的に展開し、実践的な理工学教育の提供とグローバルエンジニアの育成に努めてきた。これをさらに発展させるため、産業界や政府機関との連携の必要性を考え、東南アジアと日本を中心にグローバルワイドに展開する産学連携アライアンスであるGTIコンソーシアム(英文名:Global Technology Initiative Consortium)※を提唱。12月3日に設立した。
このコンソーシアムの活動を推進するにあたり、最も重要なポイントとなるのが、グローバル化を目指す企業との連携である。実学を重んじる教育・研究活動を行ってきた芝浦工業大学と、長年に渡り日本企業の海外進出・展開を支援し、情報力とネットワークをもつJETROは、理工系人材の育成および輩出、進出日系企業・現地企業の課題解決、および環境問題等社会課題の解決を図るなど、イノベーションの創出によるグローバルな社会貢献をともに推進することを目指し、このたび協定締結に至った。
2.今後の具体的展開
芝浦工業大学では、グローバルエンジニアの育成と輩出、およびイノベーションの創出によるグローバルな社会貢献を目指して、国際プロジェクト実践教育(グローバルPBL)や海外インターンシップ、国際共同研究など、GTIコンソーシアムにおける諸活動を積極的に推進する。
JETROは、GTIコンソーシアムの諸活動をより実践的で充実したものにするべく、その情報力とネットワークを活かして、日本企業や在外日系企業に対し参画を促す。また、自らもGTIコンソーシアムの諸活動に参画し、社会貢献を推進する。
※GTIコンソーシアム
日本および東南アジアの大学や企業が国際的な産学官連携を強化し、ともに理工系教育の質向上と国際的視野に立った人材の育成を行うことで、イノベーションの創出、産業競争力の強化などを加速することを目的としたコンソーシアム。現在国内の工科系大学、政府関係機関、産業界および東南アジアの大学等100機関以上がコンソーシアムへの加盟を表明しており、芝浦工業大学がその事務局を務めている。
▼本件に関する問い合わせ先
芝浦工業大学 経営企画部企画広報課 担当:土屋
TEL: 03-5859-7070
E-mail: koho@ow.shibaura-it.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 芝浦工業大学 |
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URL https://www.shibaura-it.ac.jp/ |
住所 東京都江東区豊洲3丁目7−5 |
理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。 東京都(豊洲)と埼玉県(大宮)に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約9,500人の学生と約300人の専任教員が所属。 2024年には工学部が学科制から課程制に移行。 2025年にデザイン工学部、2026年にはシステム理工学部で教育体制を再編し、新しい理工学教育のあり方を追求していきます。 創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。 |
学長(学校長) 山田 純 |