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東京都市大学(東京都世田谷区/学長:三木 千壽)工学部建築学科の手塚貴晴教授らはこのたび、日本人で初めて「モリヤマRAIC国際賞」を受賞した。同賞は、2014年にカナダ人建築家のレイモンド・モリヤマ氏とカナダ王立建築家協会(RAIC)によって創設され、手塚教授らは、世界の建築家(チームを含む)の中から選ばれた。
評価の対象となった『ふじようちえん』(東京都立川市)の園舎は、2007年に完成。「行き止まりのない建物」を目指し、園庭を囲む楕円形にデザインされた。
「モリヤマRAIC国際賞」では、書類審査を通過した数作品を対象に現地審査が行われ、隔年で世界から建築家1人もしくは1チームだけに授与される。手塚教授は、現地時間9月19日、カナダのトロントで授賞式に出席し、トロフィーと、副賞として10万カナダドルを受け取った。
■手塚貴晴教授からのコメント
「身に余る賞を頂き恐縮するばかりです。今回の賞を受ける事が出来たのは、先生方および先輩方のご指導ご鞭撻があってのことです。少しでもご恩返しするべく、今後とも後進の指導に懸命にあたっていきたいと思います。」
【手塚貴晴プロフィール】
・1964年 東京都生まれ
・1987年 武蔵工業大学(現:東京都市大学)工学部卒業
・1990年 ペンシルバニア大学大学院修了
・1990年 リチャード・ロジャース・パートナーシップ・ロンドン勤務(~1994年)
・1994年- 手塚建築企画を手塚由比と共同設立(手塚建築研究所に改称、97.07)
・1996年- 武蔵工業大学専任講師
・2003年- 武蔵工業大学助教授
・2009年- 東京都市大学教授
(以下、手塚建築研究所( http://www.tezuka-arch.com/japanese/ )より抜粋)
OECD(世界経済協力機構)とUNESCOにより「世界で最も優れた学校」に選ばれた 「ふじようちえん」をはじめとして、子供のための空間設計を多く手がける。近年ではUNESCOより世界環境建築賞(Global Award for Sustainable Architecture)を受けている。 国内では日本建築学会賞、日本建築家協会賞、グッドデザイン金賞、子供環境学会賞などを受けている。作品は住宅、病院、博物館、学校、教会、寺院など多岐にわたる。著書・テレビなどメディア出演多数。
(参考)
・協会ウェブサイト(英語)
https://moriyama.raic.org/
・手塚教授の受賞について(英語)
https://moriyama.raic.org/2017-winner
▼本件に関する問い合わせ先
東京都市大学 企画・広報室 高桜
TEL: 03-5707-0104
E-mail: toshidai-pr@tcu.ac.jp
大学・学校情報 |
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大学・学校名 東京都市大学 |
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URL https://www.tcu.ac.jp/ |
住所 東京都世田谷区玉堤1-28-1 |
「学びたい」という熱意のもとに学生たち自らが中心となって本学の前身である武蔵高等工科学校が創られました。〝公正・自由・自治〞 という建学の精神は、90年の時を経てなお力強く継承されています。 2009年に武蔵工業大学より「東京都市大学」と改称した本学は、現在では社会の根幹を支える理工学をはじめとした環境、情報、都市生活、幼児教育の各分野にわたる、8学部18学科を備える総合大学となりました。本学は、これからも専門的実践教育の伝統を生かし、都市に学びながら、都市の抱える問題を克服できる人材を世に送り出すことで、人類の未来に貢献し、国際都市東京で存在感を示す有数の私大を目指します。 |
学長(学校長) 野城智也 |