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学習院大学が講演会「人形と人間 -- E. T. A. ホフマン『砂男』とオスカル・パニッツァ『人間工場』を例に」 を開催

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学習院大学大学院身体表象文化学専攻では、12月20日(水)に木村裕一氏講演会「人形と人間 ― E. T. A. ホフマン『砂男』とオスカル・パニッツァ『人間工場』を例に」 を開催する。2つのドイツ文学テクストを比較しながら、<動き出す人形>という対象に投影される夢や不安について考察する。受講料無料、申込不要。

木村裕一氏講演会「人形と人間 ― E. T. A. ホフマン『砂男』とオスカル・パニッツァ『人間工場』を例に」

日時:2017年12月20日(水)18:30~20:00
会場:南1号館201教室
(キャンパス案内はこちら⇒ http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html )
講演者:木村裕一氏(学習院大学非常勤講師)
受講料:無料
申込:不要
概要:本講演では、人形、とりわけ<動き出す人形>という対象に、私たちが現在に至るまで
    持ち続けている夢や不安について、2つのドイツ文学テクストを通して考察することを
    試みます。扱うのは、E.T.A.ホフマン『砂男 Sandmann 』(1816)とオスカル・パニッツァ
    『人間工場 Menschenfabrik 』です。
    両作品を比較することで、産業革命や近代化を挟んだ人形観・人間観の変遷や共通点の一端を
    垣間見ることができるように思われます。またこれらの作品における人形/人間の区別、
    そしてその際に導入される基準や概念の数々は、今まさに技術的なものに対して表明されて
    いる夢や不安について反省するためのヒントを与えてくれるに違いありません。

主催:学習院大学人文科学研究科身体表象文化学専攻
共催:学習院大学文学会・学習院大学ドイツ語圏文化学科

▼本件に関する問い合わせ先
学習院大学人文科学研究科身体表象文化学専攻
http://www.gakushuin.ac.jp/univ/g-hum/cult/
TEL: 03-5992-1404

poster_20171220.jpg 「人形と人間 ― E. T. A. ホフマン『砂男』とオスカル・パニッツァ『人間工場』を例に」