静岡文化芸術大学

静岡文化芸術大学が10月からの対面授業再開に向けた感染防止対策を実施 -- 衝立の設置や掲示物による感染予防周知などを行う

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静岡文化芸術大学(浜松市中区)では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を鑑み、令和2年度前期授業を原則遠隔授業として実施してきたが、後期からは対面授業を再開する。同大ではこれに向けて、飛沫防止シート・衝立(ついたて)の設置やポスター等による感染予防周知などの感染防止対策を講じている。

 静岡文化芸術大学では対面授業の再開に向け、学内の共有スペースや講義室において、新型コロナウイルス感染症の感染防止のために、さまざまな対策を実施。
 大学内の要所に「感染症対策実施中」の掲示を行い、トイレ、窓、椅子等に学生・職員がデザインした掲示物を設置している。
 また、学生食堂には、L字型の形状2つを1組として、4人掛けの机を4分割するようにアクリル板衝立を配置した。なお、衝立の枠組みの部分には、地元・浜松市の天竜杉材を使用。制作にあたっては浜松市の「新しい生活様式支援天竜材活用事業」を活用し、対象経費(税抜き)の3分の2の補助を受けている。

 共用の情報機器(PC)を使用する情報処理演習室では、ソーシャルディスタンスを十分にとることが難しいため、端末間に衝立を設置。衝立は同大の実習指導員による指導・協力のもと、学内の工房を使用して職員が加工・組立を行った。
 飛沫を防止する板に採用した「PET樹脂プレート」は、透明性が高くアルコールに強いことから、消毒・除菌に適している。また、燃焼時に有毒ガスを発生させず、熱加工に適した環境に配慮した製品となっている。

 同大では今後も、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を継続して行っていく。

・静岡文化芸術大学HP
 https://www.suac.ac.jp/

▼本件に関する問い合わせ先

公立大学法人 静岡文化芸術大学 企画室

住所

: 静岡県浜松市中区中央2-1-1

TEL

: 053-457-6113

20200817_145635.jpg 感染予防を呼び掛けるポスターの製作

corona_9.jpg トイレには手洗い(Wash Your Hands)を推奨する掲示の設置

20200918_152108.jpg 講義室では着席可能な席を明示、席番号で行動記録を把握

eye.jpg 同大職員がデザインした各種掲示物

tsuitate_5.jpg 学生食堂に衝立を設置し、安心して食事ができる環境を整備

tsuitate_3.jpg アクリル衝立の使用感を確認する職員たち

362A8820.JPG 情報処理教室で使用する衝立は、同大実習指導員の指導により工房で職員が作成

tsuitate_7.jpg 同左

tsuitate_10.jpg 完成した衝立

tsuitate_13.jpg 衝立を演習室に設置

362A8516.JPG 同窓会よりサーマルカメラの寄贈を受け、エントランスに設置した

362A8705.JPG エレベーターでは、カッティングシートで余裕を持った定員を表示