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名城大学(名古屋市天白区)は、新型コロナウイルス感染症との闘いが世界中に続く中、総合大学である本学の強みを活かし、分野横断型の研究プロジェクトを推進すべく2020年度から「名城大学 新型コロナウイルス対策研究プロジェクト」を立ち上げました。2021年度も研究テーマを募集し、本学薬学部の2件を選定しました。
今回選定されたのは、神野透人教授(衛生化学)が代表の「新型コロナウイルスSARS-CoV-2の変異株スクリーニングの検査方法としての実用化に向けた高解像度融解曲線分析を利用した試験法の開発」と、奥田知将准教授(薬物動態制御学)が代表の「在宅COVID-19治療を実現する吸入siRNA粉末製剤の開発」です。
神野教授は2年連続の選定です。高分解能融解曲線(HRM:high resolution melting)分析という、全国的に注目される変異株識別法を総合的なシステムとして確立させることを目指しています。米澤弘毅理工学部情報工学科准教授の参加を得て、機械学習を利用したHRM法の精緻な解析手法の開発を目指します。神野教授は「総合大学としての強みを発揮し、これまでのプロジェクトをさらに発展させたい。新型コロナウイルス感染症流行の第6波を抑えたい」と意気込みを語ります。
奥田准教授は、ドラッグデリバリーシステムを研究してきました。同感染症に対する在宅治療の確立に向けて、核酸医薬品のsmall interfering RNA(siRNA)に着目し、吸入剤としての臨床応用に適した物性・機能を有するsiRNA粉末製剤の開発を目指します。奥田准教授は「この粉末製剤が開発できれば、患者は軽症の段階で在宅のまま使える。名城発・日本初の新薬開発につなげたい」と意欲を示します。
奥田准教授は、ドラッグデリバリーシステムを研究してきました。同感染症に対する在宅治療の確立に向けて、核酸医薬品のsmall interfering RNA(siRNA)に着目し、吸入剤としての臨床応用に適した物性・機能を有するsiRNA粉末製剤の開発を目指します。奥田准教授は「この粉末製剤が開発できれば、患者は軽症の段階で在宅のまま使える。名城発・日本初の新薬開発につなげたい」と意欲を示します。
【研究に関するお問い合わせ先】
神野 透人(ジンノ ヒデト) 薬学部薬学科 教授 E-mail:jinno@meijo-u.ac.jp
奥田 知将(オクダ トモユキ)薬学部薬学科 准教授 E-mail:tokuda@meijo-u.ac.jp
神野 透人(ジンノ ヒデト) 薬学部薬学科 教授 E-mail:jinno@meijo-u.ac.jp
奥田 知将(オクダ トモユキ)薬学部薬学科 准教授 E-mail:tokuda@meijo-u.ac.jp
●神野教授の研究内容の紹介(本学WEBサイト「変異種検出の新技術」) https://www.meijo-u.ac.jp/sp/meijoresearch/feature/covid19.html
▼本件に関する問い合わせ先 |
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名城大学渉外部広報課 | |
住所 | : 愛知県名古屋市天白区塩釜口1-501 |
TEL | : 052-838-2006 |
FAX | : 052-833-9494 |
大学・学校情報 |
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大学・学校名 名城大学 |
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URL https://www.meijo-u.ac.jp/ |
住所 愛知県名古屋市天白区塩釜口1-501 |
中部圏で最大規模を誇る名城大学。多彩な10学部、大学院9研究科を擁する、文理融合型の総合大学です。1926年に開設された「名古屋高等理工科講習所」を前身として、2026年には開学100周年を迎えます。 |
学長(学校長) 野口 光宣 |