- ★Google+
- ★Hatena::Bookmark
青山学院大学環境電磁工学研究所の橋本修所長(理工学部電気電子工学科教授)と須賀良介研究員(理工学部電気電子工学科助教)は、コニカミノルタ株式会社との共同研究により、安全かつ既存構造物にも適用可能な非破壊検査の実用化に向けて、『ドップラーセンサを用いた鉄筋コンクリート構造物内の錆検知』技術を開発した。
日本では、建設後50年を経過するコンクリート構造物が増加しており、これらのコンクリートの剥離や崩落などの事故がしばしば発生している。橋梁に限定しても、2050年度国内総橋梁数の8割が50年経過になると予測されている。それらの検査として、構造物内部の鉄筋の腐食検査が必須となるが、従来のX線検査では人体への影響が懸念され、内部埋め込み型センサの活用では、建設時点でのセンサ埋込が必要となるといった問題があった。そこで、安全かつ既存構造物にも適用可能な非破壊検査が求められている。
環境電磁工学研究所では、この社会ニーズを実現する技術として、ドップラー効果を用いた錆検査手法の実験的検討を行った結果、アンテナ移動速度に対応した周波数において錆有無により9.75dBの十分な反射電力の変化を確認し、今後実用化に向けて80~100GHzの高い周波数を用いた実験を実施していく。
環境電磁工学研究所では、この社会ニーズを実現する技術として、ドップラー効果を用いた錆検査手法の実験的検討を行った結果、アンテナ移動速度に対応した周波数において錆有無により9.75dBの十分な反射電力の変化を確認し、今後実用化に向けて80~100GHzの高い周波数を用いた実験を実施していく。
●青山学院大学環境電磁工学研究所
URL: https://www.aoyama.ac.jp/research/research-center/project-research-inst/institute-of-electromagnetic-compatibility/
URL: https://www.aoyama.ac.jp/research/research-center/project-research-inst/institute-of-electromagnetic-compatibility/
▼研究に関する問い合わせ先
青山学院大学 理工学部 電気電子工学科
橋本 修研究室
E-mail: hashi-www@ee.aoyama.ac.jp
▼取材に関する問い合わせ先
青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
TEL: 03-3409-8159
<取材の申し込みについて>
URL: https://www.aoyama.ac.jp/companies/interview.html
URL: https://www.aoyama.ac.jp/companies/interview.html
大学・学校情報 |
---|
大学・学校名 青山学院大学 |
URL https://www.aoyama.ac.jp/ |
住所 〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 |
学長(学校長) 稲積 宏誠 |