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◆関西大学総合情報学部・堀雅洋研究室が百舌鳥・古市古墳群 出土品検索アプリを拡充~古墳時代の埴輪・副葬品の変遷を解説する映像コンテンツを同時公開~

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 このたび関西大学総合情報学部・堀雅洋研究室が、世界文化遺産「百舌鳥・古市古墳群」出土品検索アプリ(本年3月公開)を拡充しました。これにより、大阪府内の歴史博物館・文化財展示施設で見学可能な埴輪、副葬品等の遺物情報が検索・閲覧可能となりました。あわせて、古墳時代の埴輪・副葬品の変遷について解説する映像コンテンツとその内容を要約したリーフレット(A4サイズ)を制作しました。本日(12月8日)より大阪府立近つ飛鳥博物館、堺市博物館、堺市立みはら歴史博物館、羽曳野市文化財展示室、藤井寺市アイセルシュラホールの5ヶ所で解説映像の展示とリーフレットの配布を行います。

【本件のポイント】
・百舌鳥・古市エリア内の古墳から出土した遺物写真(約650点)が閲覧可能
・見学可能な埴輪、副葬品(約300点)について展示施設名による検索が可能
・近つ飛鳥博物館、堺市博物館など5ヶ所で、古墳出土品変遷の解説映像を展示


 同アプリには、百舌鳥・古市エリア内の古墳から出土した埴輪、棺、副葬品(装飾品、武具、馬具、土器など)約650点が登録されています。出土品の写真一覧の他に、地図(Googleマップ)上で出土古墳の位置を表示することも可能です。今回、同アプリの拡充により以下の展示施設で常設展示されている出土遺物(約300点)を共通の検索条件で横断的に検索できるようになりました。

 ○大阪府立近つ飛鳥博物館 ○堺市博物館 ○堺市立みはら歴史博物館 ○羽曳野市文化財展示室
 ○藤井寺市アイセルシュラホール ○藤井寺市城山古墳ガイダンス棟

 出土品の種類、出土古墳の大きさや形状など様々な条件を組み合わせて検索することにより、百舌鳥・古市古墳群(消滅古墳含む)における出土品の多様性と広がりを垣間見ることができます。

【百舌鳥・古市古墳群 出土品検索アプリURL】 https://www.hz-kutc.net/mozu-furu/artifact/map/


<本件に関するお問い合わせ先>
総合情報学部教授 堀 雅洋
E-mail:horim@kansai-u.ac.jp



▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2021/No49.pdf


▼メディア関連の方▼
※取材をご希望の方は、お手数ですが、下記お問合せまでご連絡をお願いいたします。




▼本件に関する問い合わせ先

総合企画室 広報課

寺崎、木田、久保

住所

: 大阪府吹田市山手町3-3-35

TEL

: 06-6368-0201

FAX

: 06-6368-1266

E-mail

kouhou@ml.kandai.jp

1.jpg アプリ画面 ※形象埴輪が見学可能な展示施設を表示(右下)

2.png アプリの二次元コード