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教室から深海生物調査!ミニ水族館で展示 -- 北里大学

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◆北里大学海洋生命科学部(神奈川県相模原市)の授業で、水中ドローンの映像をリアルタイムで配信し、江の島沖の深海環境を観察しました。
◆観察時に出現したトリノアシを2個体採集し、同学部のミニ水族館「北里アクアリウムラボ」で展示を開始しました。
◆新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市)との学術交流協定に基づく連携協力と、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の助成により実施しました。

 コロナ禍の現在、大学においても、学生が実際に体験する学習の場が減少しています。そこで、北里大学海洋生命科学部は、深海生物の飼育管理や繁殖技術開発などに関する学術交流協定を締結している新江ノ島水族館の協力のもと、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の支援を受けて、教室から遠隔技術を利用した深海生物調査を実際に行い、その楽しさや難しさを伝える授業に取り組みました。

 2022年11月24日、同学部2年生を対象とした「深海生物学」の授業で、新江ノ島水族館が所有する水中ドローン(ROV:遠隔操作型無人潜水機)を用いて、江の島沖の水深160m程の深海を調査しました。同学部のある相模原キャンパスの教室で、授業の冒頭に江の島沖の海の特徴について講義した後、水中ドローンからの映像を教室のスクリーンにリアルタイムで配信し、深海の環境や出現する生物を観察しました。さらに、観察中に見つかったトリノアシの2個体の採集に成功しました。

 新たな授業のあり方を模索し、今回の授業を実施した同学部の三宅裕志教授(環境生物学)は、「学生たちが、実際の生態調査の必要性や素晴らしさを知り、深海環境に興味を持つきっかけになれば嬉しい」とお話ししました。

 また、採集したトリノアシは、11月30日に同学部の深海水槽に輸送し、この授業を受けた2年生が飼育を始めました。2022年12月から、学生が企画・運営するミニ水族館「北里アクアリウムラボ」に展示し、一般公開しています。

■参考URL
 北里アクアリウムラボ https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/faculty/aquarium/

■問い合わせ先
≪取り組みに関すること≫
 北里大学海洋生命科学部
 教授 三宅 裕志
 〒252-0373 神奈川県相模原市南区北里1-15-1
 TEL: 042-778-9132

≪報道に関すること≫
 学校法人北里研究所 総務部広報課
 〒108-8641 東京都港区白金5-9-1
 TEL: 03-5791-6422
 E-mail: kohoh@kitasato-u.ac.jp

20221217_【写真1】授業の様子.jpg 【写真1】授業の様子

20221227-1_【写真2】トリノアシ.jpg 【写真2】トリノアシ(ウニやヒトデなどが属する棘皮動物門の中で、ウミユリ綱に属する生物)

20221227-1_【写真3】北里アクアリウムラボ.jpg 【写真3】北里アクアリウムラボ(北里大学相模原キャンパス)