北翔大学

北翔大学が11月27日に2023年度「現職教員研修会」を開催 -- 学校・部活動における重大事件・事故について知り、どうすれば子どもたちの命を守れるのか考える

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北翔大学(北海道江別市)は11月27(月)、同大カレッジホールPALで「2023年度 現職教員研修会 学校・部活動における重大事件・事故から学ぶ研修会」を開催。今回は、日本体育大学による取り組み「命の研修会」を、北翔大学において行う。「命の研修会」は、学校や運動部活動で起きた重大事件・事故の被害者の遺族らが登壇し、事件・事故のリアルをありのままに語る取り組み。日本の学校で起きている事故とその問題点について知り、どうすれば子どもたちの命を守ることができるかを考える。参加無料、要事前申込(定員250名)。

 北翔大学の「現職教員研修会」は、学校教育の今日的課題の理解を深めることや、現場で働いている教員らがより実践的な教師を目指すことなどを目的として、2010年度から同大の卒業生を対象として行われている取り組み。

 今年度は、日本体育大学が2016年度から続けている「命の研修会」を実施。学校や運動部活動で起きた重大事件・事故の当事者の「語り」を通じて、日本の学校で起きている事故とその問題点について深く知り、どうすれば子どもたちの命を守ることができるかを考える。
 現職教員、スポーツ指導者・教員を目指す学生、日本の教育や部活動問題に関心のある人などの参加が期待される。

北翔大学 2023年度 現職教員研修会
「学校・部活動における重大事件・事故から学ぶ研修会」
【日 時】 11月27日(月) 18:00~20:00
【会 場】 北翔大学・カレッジホールPAL 6F (北海道江別市文京台23番地)
【定 員】 250名
【参加費】 無料
【申 込】 下記URLまたは添付のチラシ(画像・PDF)記載のQRコードから申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf8pI7zulv9fSPt_D8x_1YMKXq8XvO6hPUlxILMIBhCGxX9gw/viewform
【登壇者】
・大貫隆志氏 (一般社団法人ここから未来 代表理事・指導死遺族)
 2000年に中学2年の次男、陵平君が指導を受けた翌日に自宅マンションから飛び降りて死亡。指導を背景とした子どもの自殺を指導死と名付ける。以後、小・中・高校生、教職員などを対象とした、いじめや体罰などの講演活動を行う。編著に『指導死』(高文研、2013年)。
・倉田久子氏 (全国柔道事故被害者の会代表・名古屋市立向陽高校柔道部事故遺族)
 2011年、1年生で初心者の倉田総嗣君が柔道部の練習中に何度も頭部を打撲し、急性硬膜下血腫で亡くなった事案。きわめて重大な事故でありながら、学校側は誠意を持って対応した。これは学校事故の対応としては異例のことで、現在まで語り継がれている。
・南部さおり氏 (日本体育大学スポーツ文化学部教授・医学博士)
 スポーツにおける体罰・ハラスメントや児童虐待に関する問題を、医学・法学等の分野横断的なアプローチで研究している。専門分野は法医学・刑事法学・スポーツ危機管理学。著書に『反体罰宣言 日本体育大学が超本気で取り組んだ命の授業』(春陽堂書店、2019年)。
【主 催】 北翔大学 教職センター(TEL:011-387-4082)
【協 力】 北翔大学 生涯スポーツ学部スポーツ教育学科 山本敬三研究室

▼本件に関する問い合わせ先
 北翔大学 総務部
 〒069-8511 北海道江別市文京台23番地
 TEL:011-386-8011(代表)
 FAX:011-387-1542
 E-Mail:research@hokusho-u.ac.jp


北翔大学チラシ.jpg