- ★Google+
- ★Hatena::Bookmark
学校法人玉川学園(東京都町田市/理事長・小原芳明)が推進している「木の輪で学びの場をつなぐ『Tamagawa Mokurin Project』」が、環境省の第11回グッドライフアワードで実行委員会特別賞「子どもエンパワーメント賞」を受賞した。同プロジェクトは玉川大学・玉川学園が推進する自然の尊重・労作教育の推進および、キャンパス全体の「2050年カーボンニュートラル」の中核的な事業として位置付けられており、教材としての木工作品制作やキャンパス内の里山環境整備、地域のイベント出展やワークショップ参加など、多くの実績がある。12月2日には表彰式が行われた。
環境省が主催する「グッドライフアワード」は、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取り組みを募集して紹介、表彰することで、そうした活動や社会を活性化するための情報交換などを支援している。
学校法人玉川学園は町田市・横浜市・川崎市にまたがる広大なキャンパスを構え、「自然の尊重」を教育信条のひとつに掲げている。1929年の創立から90年以上にわたって植林労作活動を推進しており、キャンパス内には動植物の生息生育や地域特有の自然景観の保全にとって貴重な里山環境が形成されている。
これらの木々の中には、大きく成長し更新時期を迎えたことから、間伐による管理が必要なものが多くあった。こうした間伐材を有効活用するべく2018年度から「Tama Treeプロジェクト」がスタート。主に中・高・大学生による木工作品の制作や、学内の装飾部材に活用している。
また2019年度からは「守り、継承する聖山」をコンセプトに、キャンパス内の里山の一つであり玉川学園のシンボルでもある「聖山」の環境整備を継続的に実施。活動には幼稚園生から大学生、さらに教職員や卒業生までが参加しており、創立100周年を迎える2029年を目標に整備していく予定。
そして2022年4月、キャンパス全体で2050年カーボンニュートラルに向けた教育活動をつなぐプラットフォームとして「Tamagawa Mokurin Project」を設立。キャンパス内の樹木の整備と学園での学びを「木の輪」でつなぐことを目的に、生徒および学生、教職員が木に関わり、木に対する親しみや理解を深めることを活動の原点にしている。
学園で「Tamagawa Mokurin Project」を体験した園児・児童・生徒・学生は、家庭や日常生活に戻れば社会に影響を与える主体となる。プロジェクトでは、人づくりを目的とした教育事業から、人を通じた社会活動へMokurinの領域を広げていくことを目指している。
また、キャンパス内の里山環境整備や教材としての木工作品製作のほか、近隣地域の環境イベントに参加するなどし、木を使ったものづくりの楽しさや環境への気づきを提供している。
こうした活動が評価され、第11回グッドライフアワードで実行委員会特別賞「子どもエンパワーメント賞」を受賞。12月2日に渋谷スクランブルホールにて表彰式が行われた。
玉川学園では今後もキャンパス内での自主事業および地域などからの受け入れ事業を拡充し、「木の輪Mokurin」の活動成果を社会により広く発信していく。
<具体的な取り組み事例>
・TamaTreeプロジェクト 玉川学園の生徒・学生による教材としての木工作品制作やテープカッターや椅子などを制作し、教育現場で利活用。
・キャンパス内の里山環境整備の労作活動。
・マイナスカーボンを目指す、世界初の実証実験。(バイオチャーを散布し、CO₂を留め置く)
・利活用を進める環境づくり
(木材低温乾燥装置や多様な木工機械器具の導入。全学の教職員が閲覧できる間伐材データベースを整備)
<対外的な活動>
・第42回横浜開港祭(オリジナルコースターワークショップ)
・FC町田ゼルビアホームゲーム(応援バンドワークショップ)
●環境省主催グッドライフアワード カンファレンス特設サイト
https://conference.goodlifeaward.jp/
●第11回グッドライフアワード受賞者
https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward//winner-vol11.html
(参考)
・世界初の実証実験などを通して環境保全に貢献できる人材を育成「Tamagawa Mokurin Project」(2022.07.11)
https://www.tamagawa.jp/sdgs/article/detail_010.html
学校法人玉川学園は町田市・横浜市・川崎市にまたがる広大なキャンパスを構え、「自然の尊重」を教育信条のひとつに掲げている。1929年の創立から90年以上にわたって植林労作活動を推進しており、キャンパス内には動植物の生息生育や地域特有の自然景観の保全にとって貴重な里山環境が形成されている。
これらの木々の中には、大きく成長し更新時期を迎えたことから、間伐による管理が必要なものが多くあった。こうした間伐材を有効活用するべく2018年度から「Tama Treeプロジェクト」がスタート。主に中・高・大学生による木工作品の制作や、学内の装飾部材に活用している。
また2019年度からは「守り、継承する聖山」をコンセプトに、キャンパス内の里山の一つであり玉川学園のシンボルでもある「聖山」の環境整備を継続的に実施。活動には幼稚園生から大学生、さらに教職員や卒業生までが参加しており、創立100周年を迎える2029年を目標に整備していく予定。
そして2022年4月、キャンパス全体で2050年カーボンニュートラルに向けた教育活動をつなぐプラットフォームとして「Tamagawa Mokurin Project」を設立。キャンパス内の樹木の整備と学園での学びを「木の輪」でつなぐことを目的に、生徒および学生、教職員が木に関わり、木に対する親しみや理解を深めることを活動の原点にしている。
学園で「Tamagawa Mokurin Project」を体験した園児・児童・生徒・学生は、家庭や日常生活に戻れば社会に影響を与える主体となる。プロジェクトでは、人づくりを目的とした教育事業から、人を通じた社会活動へMokurinの領域を広げていくことを目指している。
また、キャンパス内の里山環境整備や教材としての木工作品製作のほか、近隣地域の環境イベントに参加するなどし、木を使ったものづくりの楽しさや環境への気づきを提供している。
こうした活動が評価され、第11回グッドライフアワードで実行委員会特別賞「子どもエンパワーメント賞」を受賞。12月2日に渋谷スクランブルホールにて表彰式が行われた。
玉川学園では今後もキャンパス内での自主事業および地域などからの受け入れ事業を拡充し、「木の輪Mokurin」の活動成果を社会により広く発信していく。
<具体的な取り組み事例>
・TamaTreeプロジェクト 玉川学園の生徒・学生による教材としての木工作品制作やテープカッターや椅子などを制作し、教育現場で利活用。
・キャンパス内の里山環境整備の労作活動。
・マイナスカーボンを目指す、世界初の実証実験。(バイオチャーを散布し、CO₂を留め置く)
・利活用を進める環境づくり
(木材低温乾燥装置や多様な木工機械器具の導入。全学の教職員が閲覧できる間伐材データベースを整備)
<対外的な活動>
・第42回横浜開港祭(オリジナルコースターワークショップ)
・FC町田ゼルビアホームゲーム(応援バンドワークショップ)
●環境省主催グッドライフアワード カンファレンス特設サイト
https://conference.goodlifeaward.jp/
●第11回グッドライフアワード受賞者
https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward//winner-vol11.html
(参考)
・世界初の実証実験などを通して環境保全に貢献できる人材を育成「Tamagawa Mokurin Project」(2022.07.11)
https://www.tamagawa.jp/sdgs/article/detail_010.html
▼本件に関する問い合わせ先 |
|
学校法人玉川学園 教育情報・企画部 広報課 | |
住所 | : 〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1 |
TEL | : 042-739-8710 |
FAX | : 042-739-8723 |
大学・学校情報 |
---|
大学・学校名 玉川大学 |
URL https://www.tamagawa.jp/ |
住所 東京都町田市玉川学園6-1-1 |
学長(学校長) 小原 一仁 |