- ★Google+
- ★Hatena::Bookmark
【本件のポイント】
・自然資本に根ざした経済の新たな成長の機会を創出する「ネイチャーポジティブ経営推進プラットフォーム」に大学で初めて加入。
・日本の大学で初めてネイチャーポジティブ宣言を発出した大学として、本学と企業等との連携・共創を通し、ネイチャーポジティブの実現に寄与する。
【本件の概要】
龍谷大学は、世界的に深刻化する生物多様性の急速な喪失を背景として、「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言※1」(2024年3月1日付)を発出しました。日本の大学では初めてネイチャーポジティブに関する宣言の発出となり、これまで宣言の具現化を推進する取組みを行ってきました。
この度、本学は環境省が事務局となり設立された「ネイチャーポジティブ経営推進プラットフォーム※2」に大学で初めて加入しました。本プラットフォームは、「ネイチャーポジティブ経済の実現」が組織にとって単なるコスト増ではなく、自然資本に根ざした経済の新たな成長につながる機会となるよう、様々な組織間の互助・協業の取組み推進を通じた成長の促進を目的として、2025年3月下旬に開設されました。既に加入組織によるマッチングが進んでおり、ネイチャーポジティブ経営を推進する企業とネイチャーポジティブ技術を有する企業による新たな価値創造が生まれています。
本学が発出しているネイチャーポジティブ宣言では、「国・地方自治体・企業・NGO・NPO等と連携し、ネイチャーポジティブに向けた諸活動を推進するとともに、新たな価値創造に向けた取り組みを共創します」と掲げており、本プラットフォームの目的とも合致しています。これを契機として、今後も「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言」の更なる具現化に努めてまいります。
龍谷大学は、世界的に深刻化する生物多様性の急速な喪失を背景として、「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言※1」(2024年3月1日付)を発出しました。日本の大学では初めてネイチャーポジティブに関する宣言の発出となり、これまで宣言の具現化を推進する取組みを行ってきました。
この度、本学は環境省が事務局となり設立された「ネイチャーポジティブ経営推進プラットフォーム※2」に大学で初めて加入しました。本プラットフォームは、「ネイチャーポジティブ経済の実現」が組織にとって単なるコスト増ではなく、自然資本に根ざした経済の新たな成長につながる機会となるよう、様々な組織間の互助・協業の取組み推進を通じた成長の促進を目的として、2025年3月下旬に開設されました。既に加入組織によるマッチングが進んでおり、ネイチャーポジティブ経営を推進する企業とネイチャーポジティブ技術を有する企業による新たな価値創造が生まれています。
本学が発出しているネイチャーポジティブ宣言では、「国・地方自治体・企業・NGO・NPO等と連携し、ネイチャーポジティブに向けた諸活動を推進するとともに、新たな価値創造に向けた取り組みを共創します」と掲げており、本プラットフォームの目的とも合致しています。これを契機として、今後も「龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言」の更なる具現化に努めてまいります。
【龍谷大学の新学部について】
龍谷大学では、2027年4月に瀬田キャンパスに新たに「環境サステナビリティ学部」(仮称)と「情報学部」(仮称)を設置する構想に至りました。
「環境サステナビリティ学部」(仮称)では、主体的な学びやチームで協働する姿勢などを涵養するとともに、リアルな現場での体験や経験を通して知識・技能の定着を図ることを目的に、体験・共創型のPBL科目「クエスト科目群」を配置します。また、5つの「専門教育プログラム」(地域デザインプログラム、ネイチャーポジティブ経営プログラム、生物多様性回復プログラム、資源循環利用プログラム、持続的水資源管理プログラム)を配置し、専門性を深めることのできる学びを提供し、実践的に課題解決に向き合える次世代の環境人材育成をめざします。
(環境サステナビリティ学部特設サイト) https://www.ryukoku.ac.jp/newf2/about/
【龍谷大学ネイチャーポジティブ宣言の具現化】
◆「龍谷の森」が関西私立大学で初めて環境省の「自然共生サイト」に認定
龍谷大学瀬田キャンパスに隣接する里山林「龍谷の森」は2024年3月18日付で環境省の自然共生サイトに認定されており、関西の私立大学で認定されたのは初となる事例です。
(詳細) https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-14488.html
◆台湾農業部林業及自然保育署及新竹分署および里山賽夏との友好森林関係にかかる覚書を締結
2025年2月10日、「龍谷の森」と農業部林業及自然保育署とサイシャット族が共同管理する原生林に関する友好森林関係を結びました。双方が有する里山を森林教育の拠点とし、3者の連携による教育研究や国際交流等を行い、自然共生社会の実現へ寄与することを目的としています。
(詳細) https://retaction-ryukoku.com/3340
◆地域から自然資本と経済の好循環を生み出す「生物多様性保全総合指数(BCCI)」の研究開発を始動
「地域固有のもの」である生物多様性を適切に評価する「生物多様性保全総合指数(BCCI)」の研究開発を始動しました。東近江三方よし基金、滋賀銀行と連携し、環境先進地域である滋賀県をフィールドに、自然資本と経済資本の連携実現をめざしています。
(詳細) https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-16962.html
※1:先端理工学部や農学部、生物多様性科学研究センター等における、教育・研究・社会貢献の各分野での取組実績等を踏まえ、日本の大学で初めて発出した宣言。ネイチャーポジティブに資する教育研究や人材育成等に取組み、持続可能な社会の実現をめざす。
(詳細) https://www.ryukoku.ac.jp/about/activity/global_warming/nature-positive/
※2:2023年3月に閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」に基づき、2030年までに「ネイチャーポジティブ経済の実現」が掲げられ、企業にとって単なるコストアップではなく、自然資本に根ざした経済の新たな成長につながるチャンスにつながるよう、企業・団体・機関・自治体の間の互助・協業の取組推進を通じた成長を促進することを目的としている。
(ネイチャーポジティブ経営推進プラットフォームWEBサイト)
https://www.biodic.go.jp/biodiversity/private_participation/business/index.html
(環境省WEBサイト 報道発表資料「生物多様性国家戦略2023-2030」の閣議決定について)
※2:2023年3月に閣議決定された「生物多様性国家戦略2023-2030」に基づき、2030年までに「ネイチャーポジティブ経済の実現」が掲げられ、企業にとって単なるコストアップではなく、自然資本に根ざした経済の新たな成長につながるチャンスにつながるよう、企業・団体・機関・自治体の間の互助・協業の取組推進を通じた成長を促進することを目的としている。
(ネイチャーポジティブ経営推進プラットフォームWEBサイト)
https://www.biodic.go.jp/biodiversity/private_participation/business/index.html
(環境省WEBサイト 報道発表資料「生物多様性国家戦略2023-2030」の閣議決定について)
https://www.env.go.jp/press/press_01379.html
▼本件に関する問い合わせ先 |
|
龍谷大学 サステナビリティ推進室 | |
TEL | : 077-599-4048 |
大学・学校情報 |
---|
大学・学校名 龍谷大学 |
![]() |
URL https://www.ryukoku.ac.jp |
住所 京都市伏見区深草塚本町67 |
龍谷大学は、1639年に京都・西本願寺に設けられた「学寮」に始まる10学部、1短期大学部、11研究科を擁する総合大学です。私たちは、「自省利他」を行動哲学として、地球規模で広がる課題に立ち向かい、社会の新しい可能性の追求に力を尽くしていきます。 |
学長(学校長) 安藤 徹 |