東京家政大学

東京家政大学の学生が文部科学省「トビタテ!留学JAPAN」に採用 ― イギリスで小児作業療法や障害児の図書館利用について学習

大学ニュース  /  国際交流  /  学生の活動

  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

東京家政大学の学生がこのたび、文部科学省の官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」に採用された。この制度は、民間の寄付を原資とした返済不要の留学奨学金制度。2025年度は1,204人から応募があり、このうち268人が採用されている。東京家政大学の学生はイギリスに留学し、サウサンプトン大学(世界大学ランキング97位、作業療法士の分野ではイギリスでトップ5に入る)で小児作業療法に関して学ぶほか、障害児の図書館利用に関するフィールドワークを予定している。

 「トビタテ!留学JAPAN」とは、意欲と能力のある日本の大学生・高校生たちの海外留学を促進・支援するキャンペーン。第1ステージ(2013年度~2022年度)に挑戦した学生たちがグローバル人材として活躍している成果を踏まえ、文部科学省は新たなビジョン「日本の若者が世界に挑み、"本音と本気"で国内外の人々と協働し、創造と変革を起こす社会」を掲げ、「Challenge,Connect,Co-create」をコンセプトとした第2ステージ(2023年度~2027年度)を実施している。

 このたび「トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム~【大学生等対象】2025年度(第17期)派遣留学生」が決定し、東京家政大学の学生1名が採用された。
この学生は、世界大学ランキング97位(※1)、作業療法士の分野ではイギリス内でトップ5に入る(※2)サウサンプトン大学で、小児作業療法に関して学習予定。また、現地の文化を吸収しながら、障害児の図書館の使用について、図書館や医療施設などでのフィールドワークも計画している。
(※1出典:Times Higher Education 2024)
(※2出典:Counselling, Psychotherapy and Occupational Therapy, Complete University Guide 2025)

【留学先】Faculty of Environmental and Life Sciences, School of Health Science, University of Southampton(イギリス、サウサンプトン大学)
【留学時期】2026年2月~3月
【採用学生のコメント】
 今回の留学の採用を通して、「挑戦して本当によかった」という達成感を強く感じています。授業でトビタテの制度を知ったことをきっかけに、自分の夢と留学を結び付け、医療福祉の最先端であるイギリスへの留学を決意しました。小学生の頃にダウン症の子供が図書館でパニックを起こしていた姿を見た経験から、誰もが安心して利用できるインクルーシブな図書館を作りたいという思いがありました。よって現地の医療施設や図書館での調査、サウサンプトン大学での研究活動を通して、障害のある人の社会参加を促進する社会づくりに貢献していきたいと考えています。

(参考)トビタテ!留学JAPAN
 https://tobitate-mext.jasso.go.jp/
 https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/tobitate/index.htm


▼本件に関する問い合わせ先
 東京家政大学 広報・宣伝部
 TEL: 03-3961-5690
 E-mail: koho(at)tokyo-kasei.ac.jp
 ※送信の際は、(at)を@に変換してください。

●DSC00716.jpg