大阪樟蔭女子大学

【大阪樟蔭女子大学】田辺聖子文学館 第17回特別企画展「 大阪弁 -田辺聖子のこだわりと技法- 」を開催

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大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市菱屋西)は、10月25日(土)~11月24日(月・休)に大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館にて、第17回特別企画展「大阪弁 ―田辺聖子のこだわりと技法―」を開催します。

本件のポイント
●大阪に生まれ、生涯、関西で暮らし、作家として「大阪弁」を駆使した小説やエッセイを多数残した田辺聖子さんの文学を語るうえで欠くことのできない「大阪弁」に注目した展示。
●田辺聖子さんの大阪弁は、作家の宮本輝氏から「田辺大阪弁」とも呼ばれた独特なもの。
●樟蔭女子専門学校(現大阪樟蔭女子大学)在学時の小説「十七のころ」のほか直筆原稿を展示。

■田辺聖子の作家デビューから一貫した「大阪弁」へのこだわりと技法について紹介する
大阪生まれの田辺聖子(1928-2019)は、生涯、関西で暮らし、作家として活躍しました。「私は大阪弁で発想するから、登場人物も大阪弁だ。舞台も上方だ」(『楽天少女通ります 私の履歴書』)と自ら述べていたように、「大阪弁」を駆使した数多の小説やエッセイを残しています。その「大阪弁」は作家の宮本輝氏から「田辺大阪弁」とも呼ばれた独特なもので、軽妙な会話文と巧緻な表記に加え、小説の地の文で方言解説がなされるなどネイティブではない読者への配慮に特徴があったと言えます。また、「大阪弁」への思い(こだわり)は、『大阪弁ちゃらんぽらん』(初版1978)と『大阪弁おもしろ草子』(初版1985)の2冊にまとめられ、今日も読み継がれています。

本展では、田辺文学を語るうえで欠くことのできない要素である「大阪弁」に注目し、そのこだわりと技法にアプローチします。是非、この機会にご来館下さい。

■田辺聖子文学館 第17回 特別企画展 「大阪弁 ―田辺聖子のこだわりと技法―」 入場料︓無料
■日 時 ︓2025(令和7)年10月25日(土)~11月24日(月・休) *開館9︓00~16︓30
■休 館 日 ︓日曜・祝日・大学の休業日
■場 所 ︓大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館(大阪府東大阪市菱屋西4-2-26)
▼大阪樟蔭女子大学 田辺聖子文学館ウェブサイト
https://bungakukan.osaka-shoin.ac.jp/events/20230107.php

【学芸員によるギャラリートーク(展示解説)】各回15名(申込先着順)
■日 時︓2025(令和7)年10月26日(日)・11月11日(火) 各日13︓30~14︓30(受付13:00~)

■関連イベント■
【 講演会 】 「「お父さんみたいな人、知らんわっ。」は "I don't know... "でよいか ― 田辺聖子文学の翻訳あれこれ ―」
講師︓小森道彦(大阪樟蔭女子大学学芸学部国際英語学科教授)
Jennifer Rose Smith(同志社大学グローバル・コミュニケーション学部助教)
■日 時︓2025(令和7)年11月22日(土)13︓30~14︓30
■場 所︓学校法人 樟蔭学園 記念館101教室(大阪府東大阪市菱屋西4-2-26)
■入場料︓無料 30名(申込先着順)
*講演後に学芸員によるギャラリートーク(~15︓30)を開催します。



▼本件に関する問い合わせ先

学園広報課

服部・高田

住所

: 大阪府東大阪市菱屋西4-2-26

TEL

: 06-6723-8152(平日9時~17時)

FAX

: 06-6723-8263

E-mail

gakuen-pr@osaka-shoin.ac.jp

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