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実践女子大学下田歌子記念女性総合研究所(所長:高橋桂子・生活科学部教授)は11月1日(土)に渋谷キャンパスで、公開シンポジウム「女性だからこそ!金融・保険・不動産」を開催します。近年注目を集める「金融リテラシー」をテーマに掲げ、大学生を中心に、自ら考え・判断し、社会と主体的に関わる力を育むことを目的としています。講演や卒業生によるパネルディスカッションを通じて、金融にあまり関心がない人を含め、来場者が「暮らしとお金」の多様な関わりを知り、自分らしい人生を選択するためのヒントや気づきを提供します。
■10周年記念シンポジウムに続く第2弾。より身近なテーマで展開
同研究所は2014年4月、実践女子学園下田歌子研究所として設立され、2018年4月には現名称へ改称。それに伴い、女性の生き方と社会との関わりを多角的に研究し、女性がよりよく生きるための知見を発信してきました。2023年には10周年記念シンポジウムを開催し、教育・社会・ジェンダーといった多様な視点から女性の可能性を考える場を創出しました。今回はその流れを受けた第2弾として「金融リテラシー」をテーマに、家庭科や公共で資産形成が取り上げられるようになった新学習指導要領の流れを踏まえた企画になっています。狙いは、女性を中心とした若い世代に「金融リテラシー=生きる力」という新しい視点を提示することにあります。高橋桂子教授は、「金融について学ぶことは、単に資産運用のためではなく、自らの意思で判断し、社会をより良くしていく行動=エージェンシーにつながっていくものです。学びを通じて、自らの意思で社会に働きかけることができる力を育んでほしい」と話しています。
■特別講演 学園理事長・木島葉子氏「まずは知ろう!暮らしを豊かにする金融リテラシー」
第一部では、アフラック生命保険株式会社の元取締役専務執行役員であり、実践女子学園理事長を務める木島葉子氏が、「まずは知ろう!暮らしを豊かにする金融リテラシー」と題して特別講演を行います。私たちは日々の買い物やキャッシュレス決済を通じて、知らず知らずのうちに「経済を動かしている存在」です。本講演では、クレジットカードの仕組みなど、身近なお金の流れを例に、お金と上手に付き合う力=金融リテラシーの重要性を考えます。お金に関する知識を持つことは、家計を守るだけでなく、詐欺などのトラブルを防ぎ、主体的に行動する力にもつながります。木島氏は、自身の経験を交えながら、「知ることから始め、考え、行動する」ことの大切さを語ります。
■レポート報告:高橋教授「金融リテラシー×昇進意欲」、角本教授「資産形成と不動産」
続いて、金融経済教育推進機構(J-FLEC)の学校・教員支援研究会委員の高橋桂子教授(生活科学部)が「金融リテラシー×昇進意欲」と題して講演を行います。金融リテラシーに関する設問では、「正答」「誤答」「わからない」の三択が設定されていますが、女性は男性に比べて「わからない」を選択する割合が高い傾向にあります。同様の傾向は昇進意欲に関する質問項目でも確認されており、判断に対する確信度や自己評価の違いが意欲形成に影響を及ぼしている可能性が示唆されます。日本銀行の「金融リテラシー調査」では、金融知識の正答率と収入・資産額には正の相関がみられ、金融経済教育がキャリア意識や昇進意欲と関連していることがうかがえます。本シンポジウムでは、こうした知見を踏まえ、金融経済教育が女性のキャリア形成や主体的な生き方にどのように寄与し得るのかを考察します。
都市・地域・不動産経済学・観光経済学と幅広い専門分野を持つ角本伸晃教授(人間社会学部)は「資産形成と不動産」をテーマに、将来設計の中で不動産が果たす役割や、人生設計における視野の広げ方を分かりやすく解説します。
また第一部の休憩時間には、高橋教授が学生とともに撮影した「金融ミュージアムOtemachi」の見学動画(約7分)を上映します。三井住友銀行東館にある展示施設を訪れ、学生が体験的に金融の仕組みを学ぶ様子を紹介するもので、金融を"知識"ではなく"体験"として学ぶ姿を紹介します。
■卒業生3人によるパネルディスカッション「経験から語り合う、お金との向き合い方」
第二部では、深澤晶久教授(文学部)をコーディネーターに迎え、金融業、保険業、小売業に勤務する3人の卒業生が登壇し、社会人としての経験を通して、働く中で気づいたお金の使い方や価値観の変化、若い世代に求められる金融リテラシーについて語り合います。大学で学んだ知識や考え方が、現在の仕事や人生の選択にどう生かされているのかを振り返り、在学生らに向けたリアルなメッセージをお届けします。
【イベント概要】
タイトル:公開シンポジウム「女性だからこそ!金融・保険・不動産」
主 催:実践女子大学 下田歌子記念女性総合研究所
日 時:2025年11月1日(土)13:00~15:20(開場12:30)
会 場:実践女子大学 渋谷キャンパス創立120周年記念館403教室(376席)
(総合司会:駒谷真美・実践女子大学人間社会学部教授)
登壇者:
・木島葉子氏(実践女子学園理事長/アフラック生命保険株式会社 元取締役専務執行役員)
・高橋桂子教授(実践女子大学生活科学部・J-FLEC学校・教員支援研究会委員)
・角本伸晃教授(実践女子大学人間社会学部)
・パネリスト:卒業生3人
(コーディネーター:深澤晶久・実践女子大学文学部教授)
内 容:特別講演・研究報告・卒業生によるパネルディスカッション・動画上映
後 援:金融経済教育推進機構(J-FLEC)、日本経済教育学会、公益財団法人生命保険文化センター、日野市教育委員会
参加費:無料(申し込みはこちらから、https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSftIZTWbXgZk1tSnjyNbCF3FBQIkoxtaI8OW_mu7iCaLbEPeA/viewform?usp=sharing&ouid=114695607818031457958)
同研究所は2014年4月、実践女子学園下田歌子研究所として設立され、2018年4月には現名称へ改称。それに伴い、女性の生き方と社会との関わりを多角的に研究し、女性がよりよく生きるための知見を発信してきました。2023年には10周年記念シンポジウムを開催し、教育・社会・ジェンダーといった多様な視点から女性の可能性を考える場を創出しました。今回はその流れを受けた第2弾として「金融リテラシー」をテーマに、家庭科や公共で資産形成が取り上げられるようになった新学習指導要領の流れを踏まえた企画になっています。狙いは、女性を中心とした若い世代に「金融リテラシー=生きる力」という新しい視点を提示することにあります。高橋桂子教授は、「金融について学ぶことは、単に資産運用のためではなく、自らの意思で判断し、社会をより良くしていく行動=エージェンシーにつながっていくものです。学びを通じて、自らの意思で社会に働きかけることができる力を育んでほしい」と話しています。
■特別講演 学園理事長・木島葉子氏「まずは知ろう!暮らしを豊かにする金融リテラシー」
第一部では、アフラック生命保険株式会社の元取締役専務執行役員であり、実践女子学園理事長を務める木島葉子氏が、「まずは知ろう!暮らしを豊かにする金融リテラシー」と題して特別講演を行います。私たちは日々の買い物やキャッシュレス決済を通じて、知らず知らずのうちに「経済を動かしている存在」です。本講演では、クレジットカードの仕組みなど、身近なお金の流れを例に、お金と上手に付き合う力=金融リテラシーの重要性を考えます。お金に関する知識を持つことは、家計を守るだけでなく、詐欺などのトラブルを防ぎ、主体的に行動する力にもつながります。木島氏は、自身の経験を交えながら、「知ることから始め、考え、行動する」ことの大切さを語ります。
■レポート報告:高橋教授「金融リテラシー×昇進意欲」、角本教授「資産形成と不動産」
続いて、金融経済教育推進機構(J-FLEC)の学校・教員支援研究会委員の高橋桂子教授(生活科学部)が「金融リテラシー×昇進意欲」と題して講演を行います。金融リテラシーに関する設問では、「正答」「誤答」「わからない」の三択が設定されていますが、女性は男性に比べて「わからない」を選択する割合が高い傾向にあります。同様の傾向は昇進意欲に関する質問項目でも確認されており、判断に対する確信度や自己評価の違いが意欲形成に影響を及ぼしている可能性が示唆されます。日本銀行の「金融リテラシー調査」では、金融知識の正答率と収入・資産額には正の相関がみられ、金融経済教育がキャリア意識や昇進意欲と関連していることがうかがえます。本シンポジウムでは、こうした知見を踏まえ、金融経済教育が女性のキャリア形成や主体的な生き方にどのように寄与し得るのかを考察します。
都市・地域・不動産経済学・観光経済学と幅広い専門分野を持つ角本伸晃教授(人間社会学部)は「資産形成と不動産」をテーマに、将来設計の中で不動産が果たす役割や、人生設計における視野の広げ方を分かりやすく解説します。
また第一部の休憩時間には、高橋教授が学生とともに撮影した「金融ミュージアムOtemachi」の見学動画(約7分)を上映します。三井住友銀行東館にある展示施設を訪れ、学生が体験的に金融の仕組みを学ぶ様子を紹介するもので、金融を"知識"ではなく"体験"として学ぶ姿を紹介します。
■卒業生3人によるパネルディスカッション「経験から語り合う、お金との向き合い方」
第二部では、深澤晶久教授(文学部)をコーディネーターに迎え、金融業、保険業、小売業に勤務する3人の卒業生が登壇し、社会人としての経験を通して、働く中で気づいたお金の使い方や価値観の変化、若い世代に求められる金融リテラシーについて語り合います。大学で学んだ知識や考え方が、現在の仕事や人生の選択にどう生かされているのかを振り返り、在学生らに向けたリアルなメッセージをお届けします。
【イベント概要】
タイトル:公開シンポジウム「女性だからこそ!金融・保険・不動産」
主 催:実践女子大学 下田歌子記念女性総合研究所
日 時:2025年11月1日(土)13:00~15:20(開場12:30)
会 場:実践女子大学 渋谷キャンパス創立120周年記念館403教室(376席)
(総合司会:駒谷真美・実践女子大学人間社会学部教授)
登壇者:
・木島葉子氏(実践女子学園理事長/アフラック生命保険株式会社 元取締役専務執行役員)
・高橋桂子教授(実践女子大学生活科学部・J-FLEC学校・教員支援研究会委員)
・角本伸晃教授(実践女子大学人間社会学部)
・パネリスト:卒業生3人
(コーディネーター:深澤晶久・実践女子大学文学部教授)
内 容:特別講演・研究報告・卒業生によるパネルディスカッション・動画上映
後 援:金融経済教育推進機構(J-FLEC)、日本経済教育学会、公益財団法人生命保険文化センター、日野市教育委員会
参加費:無料(申し込みはこちらから、https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSftIZTWbXgZk1tSnjyNbCF3FBQIkoxtaI8OW_mu7iCaLbEPeA/viewform?usp=sharing&ouid=114695607818031457958)
▼本件に関する問い合わせ先 |
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学校法人実践女子学園 | |
経営企画部広報課 | |
住所 | : 東京都渋谷区東1-1-49 |
TEL | : 03-6450-6837 |
大学・学校情報 |
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大学・学校名 実践女子大学 |
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URL https://www.jissen.ac.jp/ |
住所 【日野キャンパス】 東京都日野市大坂上4-1-1 【渋谷キャンパス】 東京都渋谷区東1-1-49 |
実践女子大学は女性の社会的自立を目指し、明治32年(1899)に創立。「品格高雅にして自立自営しうる女性」を育成します。 【日野キャンパス】 環境デザイン学部(環境デザイン学科) 生活科学部(食生活科学科・生活文化学科・現代生活学科) 【渋谷キャンパス】 文学部(国文学科・英文学科・美学美術史学科) 人間社会学部(人間社会学科・ビジネス社会学科・社会デザイン学科) 国際学部(国際学科) 短期大学部(日本語コミュニケーション学科・英語コミュニケーション学科) |
学長(学校長) 難波雅紀 |