武蔵大学

【武蔵大学】「ゼミの武蔵」の高大連携 ― 武蔵大学と富士見中学校高等学校が高大接続・高大連携に関する協定を締結

大学ニュース  /  高大連携

  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

武蔵大学(東京都練馬区/学長 髙橋徳行)と、富士見中学校高等学校(東京都練馬区/校長 善本久子)は 高大接続・高大連携に関する協定を締結しました。
協定の目的は、相互の連携により学校教育の充実及び発展、人材育成等に寄与することです。
11月7日、武蔵大学で行われた締結式では、富士見中学校高等学校の善本久子校長と本学 髙橋徳行学長が協定書に署名し、今後の高大接続・連携に向けて意見交換が行われました。

富士見中学校高等学校との協定に基づく連携事項
 主な連携内容は次の通りです。
(1)教育・研究に関すること
(2)「総合的な探究の時間」や「ゼミナール」等における学習支援に関すること
(3)授業、実習及び入学者選抜等の高大接続・高大連携の円滑な推進に関すること
(4)教育・研究、進路についての情報交換、交流等に関すること

 探究学習の共同推進、大学教員による特別講義の実施や大学生によるゼミ活動発表によって中学生や高校生に大学レベルの高度な学びに触れる機会を提供し、知的好奇心の向上と、主体的な進路選択を促します。
 ともに練馬区を拠点とする学校として、これまでも下記の高大接続・高大連携事業をおこなってきました。今後は、本連携協定により富士見中学校高等学校の目指す新たな取組「探究・金融・芸術」分野など、地域に根ざした教育機関同士の連携を深め、相互における特色ある教育の実現を目指します。

【これまでの高大接続・高大連携に関する取り組み例
■「音楽社会学という聞いたことのない学問領域があるみたいなので覗いてみよう」 社会学部:南田勝也教授(ゼミ学生発表あり)
■「パリ2024マスコットにおける『自由』の表象」 人文学部:瀧本みわ准教授(学芸員課程学生との交流あり)
■「開発経済学の視座から考える『2030年の世界経済』」 経済学部:二階堂有子教授(ゼミ学生発表あり)
■「武蔵学園の緑を護る伝統」「江古田ミツバチ・プロプロジェクト」 丸橋珠樹名誉教授
■英語での探究発表会へのコメンテーター参加:国際教養学部古瀬公博教授、グローバルスタディーズ専攻の学生
 ほか

■富士見中学校高等学校  米と金融と芸術を新たな柱に「社会に貢献できる自立した女性」の育成
〔アクセス:西武池袋線「中村橋」駅から徒歩3分〕
 学校法人山崎学園富士見中学校高等学校は、1940年、実業家山崎種二により創設。初代校長深井鑑一郎が掲げた「純真・勤勉・着実」を建学の精神とし堅実な女子教育を実践してきた。
 山崎種二は、米穀会社「ヤマタネ」、「山種証券」、日本初の日本画専門美術館「山種美術館」を設立し成功した、稀有な実業家である。その精神に基づき、「米・金融・芸術」を新たな学びの柱として、「社会に貢献できる自立した女性の育成」を教育目標に、先進的な学びを実践している。
 6年間の系統的な探究学習では、中1の米探究から始まり、高2で完成させた一万字論文「学びの履歴書」を、高3で英語抄訳論文とし、全員が英語による口頭発表を行っている。こうした取組を生かし、総合型選抜や海外大学進学等の進路が伸びている。またグローバルセンターやファイナンシャルセンター等の組織を有し、DXハイスクールの指定を受け、さらに未来志向の教育を展開していく。

▼本件に関する問い合わせ先

武蔵大学 広報部

増田(ますだ)・五月女(そうとめ)

住所

: 〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1

TEL

: 03-5984-3813

E-mail

pubg-r@sec.musashi.ac.jp

251107MusashiUniv010.JPG 協定式の様子

251107MusashiUniv020.JPG (左から)富士見中学校高等学校上野教頭、富士見中学校高等学校善本校長、武蔵大学髙橋学長、武蔵大学古瀬学長補佐兼アドミッションセンター長、武蔵大学丸橋名誉教授

251107MusashiUniv030.JPG 特別講義の様子