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このたび大学プレスセンターが実施した大学広報に関するアンケートで、広報担当者が抱える悩みとして最も多いのが「広報部門にニュースが集まってこない」という結果が出た。
その他、大学広報へのSNSの導入状況も明らかになった。
このアンケートは、大学通信が主催する「大学広報セミナー(※)」の参加者に対して行ったもの。
1.大学の広報担当者の悩みは?
「プレスリリースに関して、どのような問題意識をお持ちですか」との質問に対して、
・広報部門にニュースが集まってこない(44.8%)
・リリース文の書き方がわからない(25.9%)
・マスコミとの付き合い方がわからない(23.1%)
・リリースが適切なターゲットに届いていない(21.7%)
・何をニュースにすればいいかわからない(15.4%)
・リリースしても採り上げてもらえない(14.7%)
・有名大学ばかり採り上げられる(11.9%)
・リリースをどこに送ればいいかわからない(8.4%)
・その他(14.7%)
という結果が出た(複数回答)。
特に多かったのが、「広報部門のニュースが集まってこない」という回答で、学内の情報が集約できない広報部門の悩みが深いことがうかがわれる。
東西を比べると、東京会場に参加した大学に比べて大阪会場の方が、
「広報部門にニュースが集まってこない」や「リリース文の書き方がわからない」
といった基本的な悩みが多かったのに対して、東京会場では「リリースが適切なターゲットに届いていない」といった一歩進んだ悩みが多かった。
2.SNSの広報への活用実態は?
「ミニブログやSNSを広報ツールとして活用していますか」との質問に対しては、
・積極的に活用している(16.8%)
・活用しているが積極的ではない(28.5%)
・活用していないが今後活用する計画がある(30.7%)
・活用していないしその計画もない(24.1%)
という結果が出た。
世間では普及が急速に進んでいるミニブログやSNSだが、大学への浸透は今一つと言える。
東西を比べると、東京会場の参加大学の20.4%が「積極的に活用している」のに対して、大阪会場は9.1%にとどまっており、活用していない大学が7割弱に達した。
また、具体的な活用媒体については、
・Twitter 14大学
・Facebook 14大学
・ブログ 8大学
で、最近のトレンド通りとなっている。
(※)大学広報セミナーは、12月6日(火)に東京会場、12月8日(木)に大阪会場で開催した。参加者数は157名(東京106名、大阪51名)。
アンケートの有効回答数は合計143通(東京97通、大阪46通)だった。
▼本件に関する問い合わせ先
大学通信 総合戦略企画室 小林
TEL: 03-3515-3540
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