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ポーランド広報文化センターと青山学院大学総合文化政策学部が9月27日に“「私はホロコーストを見た」ヤン・カルスキの黙殺された証言” シンポジウムを開催

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ポーランド広報文化センターと青山学院大学総合文化政策学部は、9月27日(土)に“「私はホロコーストを見た」ヤン・カルスキの黙殺された証言”シンポジウムを開催する。これは、ヤン・カルスキの生誕100年を記念したもの。当日は九州産業大学教授のクリストファー W.A.スピルマン氏とドイツ文学者の池内紀氏を招請。青山学院大学の國分俊宏教授、割田聖史准教授と議論する。

 ヤン・カルスキ(1914-2000)は、ナチス占領下のポーランドでレジスタンスの組織に入り、ロンドンやパリにあったポーランド亡命政府との連絡をした密使であり、ユダヤ人殲滅収容所の存在などを連合国側に伝えた人物である。日本では『私はホロコーストを見た』(白水社)、『ユダヤ人大虐殺の証人ヤン・カルスキ』(河出書房新社)が相次いで出版され、関心が高まりうつつある。こうした中、今回のシンポジウムは、ヨーロッパ現代史におけるポーランドとカルスキの重要性を学び知る機会となるはずである。

 第二次世界大戦中にポーランドではなにが起きていたのか? それは現在の日本人の生活にどう関係するのか? そもそも、なぜいま日本人がヤン・カルスキを知る必要があるのか?
 こうした点について、青山学院大学の教員、國分俊宏氏、割田聖史氏、ドイツ文学者でエッセイストの池内紀氏、『戦場のピアニスト』の主人公、ウワディスワフ・シュピルマンの長男、クリストファー・スピルマン氏が議論する。

◆“「私はホロコーストを見た」ヤン・カルスキの黙殺された証言” シンポジウム 概要
【日 時】 9月27日(土) 15:00~17:00(開場14:00)
【会 場】 青山学院大学 17号館6階 本多記念国際会議場
【主 催】 ポーランド広報文化センター
【共 催】 青山学院大学 総合文化政策学部
【後 援】 駐日ポーランド大使館、学校法人青山学院
【協 力】 ポーランド歴史博物館、ヤン・カルスキ教育財団、白水社、河出書房新社
【登壇者】
 クリストファー W.A.スピルマン氏 (九州産業大学国際文化学部教授)
 池内 紀氏 (ドイツ文学者、エッセイスト)
 國分 俊宏氏 (青山学院大学 国際政治経済学部教授)
 割田 聖史氏 (青山学院大学 文学部史学科准教授)

▼本件に関する問い合わせ先
 青山学院大学 総合文化政策学部合同研究室
 TEL: 03-3409-6304
 FAX: 03-3409-8213

▼取材・撮影に関する問い合わせ先
 青山学院大学 入学広報部 入学広報課
 TEL: 03-3409-8627
 (取材・撮影ご希望の場合は前日17:00までにご連絡ください)