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中央大学の学生が制作したドキュメンタリーが「東京ビデオフェスティバル2015」で優秀作品賞を受賞

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中央大学FLP(ファカルティリンケージ・プログラム)ジャーナリズムプログラム松野良一ゼミの学生が制作したドキュメンタリー『絵手紙に綴られた東日本大震災』が、このほど開催された「東京ビデオフェスティバル2015」(審査員:大林信彦監督、高畑勲監督など)において、国内外から寄せられた217作品の中から「優秀作品賞」に選ばれた。同作品は昨年11月にも「地方の時代」映像祭(主催:NHK、民放連)で優秀賞を受賞している。

 制作したのは、総合政策学部3年の渡邉日菜さん。高校2年生の時に東日本大震災が発生。家族が福島県浪江町出身の被災者であることから震災に興味を持ち、取材を始めた。作品の企画立ち上げから完成まで、およそ1年間をかけ作品を制作した。

■受賞作品の内容
 東日本大震災直後から、被災地では多くの絵手紙が交わされています。宮城県石巻市では仮設住宅で絵手紙教室が開かれ、数少ない被災者の交流の場になっていました。「心の内を絵手紙に書くことで、心のリハビリをしている」。被災者が絵手紙に求めるものとは、何でしょうか。絵手紙に綴られた被災者の思いを、見つめました。

■東京ビデオフェスティバル
 ビデオメッセージの伝達と表現力向上を目的に1978年に始まった映像祭で、今回で37回目。ビデオ作品の制作や発表機械を通じて映像によるコミュニケーションの活性化を図る活動を行っているNPO法人「市民がつくるTVF」が主催している。

●東京ビデオフェスティバルHP
 http://tvf2010.org/

(参考)
●FLP松野良一ゼミが制作したドキュメンタリーが「地方の時代」映像祭(NHK、民放連など主催)で優秀賞を受賞(中央大学HP内)
 http://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/gp/flp/news/2014/11/26162/
●FLP松野ゼミ制作のドキュメンタリーが、東京ビデオフェスティバル2015で「優秀作品賞」を受賞!(中央大学HP内)
 http://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/gp/flp/news/2015/01/28251/

■中央大学FLP(ファカルティリンケージ・プログラム)ジャーナリズムプログラム
 長谷川如是閑や杉村楚人冠といった、日本のジャーナリズム史に残る著名な先輩たちを輩出した同大の伝統を継承し、ジャーナリズムのさらなる発展を中央大学から巻き起こすことを目的としている。
 所属する学部で学ぶそれぞれの学問領域の知識と同プログラムのカリキュラムを融合させることにより、広い視野をもつとともに、物事の本質を深く考察・分析・報告できる能力や日本語および英語の文章力・プレゼンテーション能力などを養成し、それらを有機的に統合することのできる学生を育て、マス・メディアの世界で活躍できる人材を育成する。

▼本件に関する問い合わせ先
 中央大学総合政策学部 松野良一研究室
 TEL : 042-674-4169
 E-mail: matsuno@fps.chuo-u.ac.jp