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昭和大学が医師、看護師、学生をマダガスカルへ派遣――「口唇口蓋裂医療協力」に参加

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昭和大学は、公益財団法人笹川記念保健協力財団が実施する「マダガスカル口唇口蓋裂医療協力」に昨年に引き続き医療チームを派遣する。派遣メンバーは医師4名、看護師3名の計7名。さらに、医学部・歯学部・薬学部・保健医療学部から1名ずつ学生が帯同する。医療チームは、6月18日から7月2日まで、アンツィラベ市のクリニックアヴェマリア産院において口唇口蓋裂の治療にあたる。

 昭和大学は昨年も、公益財団法人笹川記念保健協力財団が実施するマダガスカル共和国における口唇口蓋裂医療協力に医療チームを派遣している。
 今年の派遣メンバーは、形成外科医2名、麻酔科医2名、看護師3名の計7名。さらに、医学部・歯学部・薬学部・保健医療学部の各学部から1名ずつ学生が帯同する。活動には同大のほか、発起人である曽野綾子氏、公益財団法人笹川記念保健協力財団の関係者、その他ボランティアも参加する予定。
 医療チームは、今年もマダガスカル共和国アンツィラベ市クリニックアヴェマリア産院において口唇口蓋裂の治療にあたる。派遣期間は平成25年6月18日から7月2日までの15日間の予定。

(参考)
◆活動の様子(昭和大学広報誌「EDUCE Vol. 6」より)
※抜粋PDF添付

◆口唇口蓋裂手術
 日本国内では年間約1,000人の乳児が治療、手術を受けている。顔面に変形があるため、いじめを受けたり、学校に行けない、友達ができない、結婚や就職ができないなど、偏見や差別の対象となっていることがある。
 アジアやアフリカの国々では、貧困などにより、十分な保健医療サービスや治療を受けられない子どもたちがたくさんいる。公益財団法人笹川記念保健協力財団の専門家派遣事業マダガスカル口唇口蓋裂医療協力では、一人でも多くの子どもたちが手術を受け、元気な笑顔が戻るよう支援を行う。

◆マダガスカル共和国
 アフリカ大陸の東南に位置し、インド洋に浮かぶ島国で、総面積58万7,000平方キロメートル(日本の1.6倍)。1,962万人が住んでいる。

◆公益財団法人 笹川記念保健協力財団
 1974年、日本財団の創始者であった笹川良一氏を会長に、日本におけるハンセン病化学療法の父、石館守三博士を理事長として設立された。財団は、ハンセン病制圧事業の他にも寄生虫症対策、ブルーリ潰瘍対策、HIV/エイズ対策、日中医学奨学金制度の創設等、多岐にわたる保健、医療の国際的協力の問題に取り組んでいる。

【訂正】 5月20日 本文中「公益財団法人」およびボランティア参加団体の表記に誤りがありましたので、訂正いたしました。ここにお詫び申し上げます。(大学通信)

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人昭和大学
 総務部 総務課 (担当:吉岡)
 TEL: 03-3784-8059
 E-mail: press@ofc.showa-u.ac.jp