学校法人 常翔学園

学校法人常翔学園の梅田キャンパスが国土交通省「住宅・建築物省CO2先導事業」に採択――地域連携による環境教育を目指す

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学校法人常翔学園(本部:大阪市旭区)の梅田キャンパスはこのたび、国土交通省の平成25年度(第2回)「住宅・建築物省CO2先導事業」に採択された。これは、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを国が公募し、支援することで、省CO2対策の推進や住居・生産環境の向上などを図ることを目的とする事業。採択に当たっては、高層タワーキャンパスの特性を活かした空間構成や、光・熱・風など、自然のエネルギーを利用するパッシブ技術などが評価された。今後は立地や施設特性を活かした地域連携による環境教育を目指す。

【省CO2先導事業提案の概要】
 大阪の中心市街地における都市型大学キャンパスの新築計画。南北の外装に庇兼用太陽光発電やダブルスキン、通風を促すコミュニケーションボイドなどを配し、高層タワーキャンパスの特性を活かした空間構成とパッシブ技術のほか、自然光と人工照明のハイブリッド制御等の設備技術による省CO2の実現とともに、立地や施設特性を活かした地域連携による環境教育を目指す。また、災害レベルに応じた電力供給システムを構築し、地域の防災拠点として帰宅困難者の受け入れなどを行う。

【省CO2先導事業概評】
 南北面の特性に応じたパッシブ技術をはじめ、多様な省CO2技術を採用し、環境教育とも連携した波及、普及効果にも期待して先導性を評価した。また、災害レベルに応じた電力供給システムを構築し、帰宅困難者の受け入れを行うなど、非常時の意欲的な取り組みも評価できる。今後、教育プログラムとも連携した積極的な環境教育への活用にも期待する。

【関連HP URL】
■国土交通省HP
 平成25年度(第2回)住宅・建築物省CO2先導事業の採択プロジェクトの決定について
 http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000491.html
■独立行政法人建築研究所HP
 平成25年度 第2回住宅・建築物省CO2先導事業の評価結果を公表しました
 http://www.kenken.go.jp/shouco2/pdf/souhyou/25-2souhyou.pdf
■学校法人常翔学園HP
 梅田キャンパスが国土交通省「住宅・建築物省CO2先導事業」に採択されました
 http://www.josho.ac.jp/news/article.php?eid=00047
「梅田キャンパス」の開発構想について記者会見を行いました
 http://www.josho.ac.jp/news/article.php?eid=00041

▼本件に関する問い合わせ先
 学校法人常翔学園広報室
 TEL: 06-6954-4026


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