早稲田大学

生涯にわたって学生、校友の健康維持にアプローチする『早稲田健康キャンパス』構想始動

大学ニュース  /  大学改革  /  イベント

  • ★Facebook
  • ★Twitter
  • ★Google+
  • ★Hatena::Bookmark

食生活の変化や運動不足による生活習慣病や、ストレスなど心の問題の増加が社会問題となっているが、昨年、創立125周年を迎えた早稲田大学では「Waseda Next 125」構想の中で、在学生、校友が生涯にわたって健康を維持し得る『早稲田健康キャンパス』の実現を目指す。

 早稲田大学(東京都新宿区、白井克彦総長)は4月23日(水)、14時40分~16時10分(開場14時20分)に同大・小野記念講堂(新宿区西早稲田1-6-1)において、「この冬、早稲田スポーツを熱くした2人の夢対談!」と題し、ラグビー蹴球部監督の中竹竜二氏と競走部駅伝監督の渡辺康幸氏のトークショーを開催する。

 早大は昨年、創立125周年を迎えたが、このトークショーは「第2世紀」「第2の建学」を迎えるに当たり策定されたグローバルユニバーシティ構想「Waseda Next 125」(今後10年間の将来計画)の一つ、『早稲田健康キャンパス』実現に向けての“キックオフイベント”として位置づけられている。

 今日では、食生活の変化や運動不足による生活習慣病や、ストレスなど心の問題の増加が社会問題となっているが、『早稲田健康キャンパス』プロジェクトでは、学生が在学中から卒業後の将来にわたるまで自己の健康を維持し、マネジメントできるように大学が情報発信し、積極的に動機づけを行っていこうとするものだ。

 具体的には、学生が自己の健康に責任を持てるように、学内関連箇所、学外機関、保護者との連携のもと、運動・食・医療・心のケアの総合的なアプローチを図る。さらに、オンデマンドコンテンツの配信などを行い、校友の健康もサポートしていく。さらに、同大の持つ“スポーツ”、“健康”、“活気”のイメージを活かし、「学生の健康に責任をもつ大学」となるイベントも実施する。

 授業科目としては、自分自身の生活を「健康」という視点から総点検し、心身ともに良好な健康状態を維持する能力を修得。「オープン科目─健康創成論─」をオンデマンド授業として設置し、実習(ダンベル体操、身体組成測定など)を取り入れることで、「健康」を体感する場を提供し、学術的成果の実証を図っていく。

 このほか、スポーツクラブや生協レストラン、周辺商店街とも連携し、共同イベント「健康祭り」などの実施を予定。テーマごと(例:風邪予防の食べ物など)のメニュー提供、栄養に関するリーフレット作成、栄養健康相談会、健康商品の開発、飲食店MAPの作成、スタンプラリーなども企画し、早稲田を起点として健康増進の一大ムーブメントになることを目標としている。

▼本件に関するお問い合わせ先
早稲田大学 広報室広報課
TEL:03-3202-5454
FAX:03-3202-9435
E-mail:koho◎list.waseda.jp
(注意)「◎」は「@(アットマーク)」を示します
http://www.waseda.jp/