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インドネシア共和国・カラ副大統領が創価大学で記念講演

大学ニュース  /  国際交流

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2月2日(月)、インドネシア共和国のユスル・カラ副大統領夫妻が、スディブヨ教育大臣、アンワル駐日大使らと共に創価大学に来学。創価大学名誉博士号の授与式ならびに「平和と国家建設」とのテーマで記念講演が行われた。

 ユスル・カラ副大統領は2004年10月、インドネシア初の大統領直接選挙でユドヨノ大統領と共に現職に就任。最大政党のゴルカル党総裁を兼務し、国内外の諸問題解決に尽力。長い内戦状態にあった自由アチェ運動との和平協定の締結をはじめ、紛争解決への貢献など国内外で高く評価されてきた。

 今回の記念講演では、「紛争と平和の間(はざま)の世界」「アジア地域の紛争」「インドネシアにおける平和」「将来に向けた平和」「インドネシアと日本の関係」の5点に言及し、全人類が望む“平和”とは、政治・経済の発展への重要な力であると指摘。そのために、指導者は宗教や文化の際を対話によって超えなければならないと語り、インドネシアと日本が一段と友好を深め、平和の未来へ手を取り合って前進していきたいと呼びかけた。

 また副大統領は、歓迎の学生に対し、「皆さんの真心に感謝しています。平和の精神を掲げる貴大学を訪問でき、本当にうれしい」と呼びかけ、来学記念の芳名録には「創価大学への来学を感謝しています。そして、平和を語るために共に努力することに感謝します。共に世界平和を築いていきましょう」と記した。

▼本件に関する問い合わせ先
 創価大学 広報部
 〒192-8577 東京都八王子市丹木町1-236
 TEL: 042-691-9442
 FAX: 042-691-9300