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龍谷大学が「経済不況に伴う緊急特別経済援助奨学金」を新設──2年間にわたり総額2億円を給付

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米国の金融危機に端を発した経済不況は、今や日本経済にも深刻な影響を及ぼしているが、こうした状況を受け、龍谷大学では家計が急変した学生(2009年度入学生を含む)を対象に、2009、2010年度の2年間にわたり、総額2億円の予算措置を講じることを決定。緊急かつ時限的に、既存の奨学金とは別に「経済不況に伴う緊急特別経済援助奨学金」を新設することとなった。

 米国の金融危機に端を発した経済不況は、今や日本経済においても企業の業績や雇用情勢の悪化など、大きな社会問題となっており、その余波は各家庭にも大きな影響を与えている。
 こうした状況を受け、龍谷大学では、家計が急変した学生(2009年度入学生を含む)を対象に、2009、2010年度の2年間にわたり、総額2億円の予算措置を講じ、緊急かつ時限的に、既存の奨学金とは別に「経済不況に伴う緊急特別経済援助奨学金」を新設することとなった。

1. 奨学金名称
「経済不況に伴う緊急特別経済援助奨学金」

2. 奨学金申請資格
学部生、短大生(専攻科を含む)及び大学院生で、経済不況に伴う失職等により家計が急変し、修学意思があるにも関わらず学業の継続が困難と認められる者。

◇申請者条件◇
<給与所得者>※(1)と(2)の条件に該当する者
(1)主たる家計支持者の家計急変後の年間税込収入が、急変事由発生前年の年間税込収入から30%以上減少していること。
(2)減少後の年間税込収入が450万円未満であること。

<自営業者>※(1)と(2)の条件に該当する者
(1)主たる家計支持者の家計急変後の年間所得が、急変事由発生前年の年間所得から30%以上の減少が生じていること。
(2)減少後の年間所得が90万円未満であること。

3. 奨学金受給条件
当該年度1回のみの受給とし、次年度の再申請は妨げない。また、他の奨学金(家計奨学生奨学金や学部学業奨学生奨学金など)との併用を認める。
但し、法科大学院生については、「龍谷大学給付奨学生(法科大学院学業奨学生)」及び「法科大学院学費援助奨学生」の受給者を対象外とする。

4. 奨学金額
新入生については半期授業料相当額とし、2年生以上については、学部生・短大生は20万円、大学院生は10万円を支給する。

5. 申請時期
前期・後期の年2回、受付を行う。

6. 奨学金支給方法
<前期申請分> 新入生は銀行等への振込(前期中)による支給とし、2年生以上は当該年度の前期学費に充当することで支給に代える。
<後期申請分> 全学年ともに、当該年度の後期学費に充当することで支給に代える。

7. 予算額
総額2億円(各年度1億円)

▼本件に関する問い合わせ先
 龍谷大学 学長室(学生部)
 〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
 TEL: 075-645-7889
 FAX: 075-644-2988