京都橘大学

第1回 京都橘大学「七夕陶灯路(たなばたとうとうろ)」を開催 ──キャンパスにろうそくの灯りが咲く!

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京都橘大学では、7月7日(火)に第1回京都橘大学「七夕陶灯路」を開催する。同大と地域の連携活動から生まれた“灯りイベント”で、これまで陶芸作家が集まる清水焼団地(京都市山科区)や山科駅で開催し、地元の人たちや駅利用者に好評を博してきた。今回は、初めて大学内で実施し、学生だけでなく、大学周辺の住民にも開放する。

 「陶灯路」とは、京都・山科地域の伝統産業である清水焼の陶器や、山科産の竹を使った灯りのイベント。清水焼や竹の器に水を張り、そのなかに入れた切り子ガラスにろうそくを置く。これに火を灯して並べ、灯りの路をつくる。
 ろうそくの炎が器に張った水や切り子ガラスに反射しながら揺れ、優美な空間を演出していく。使用する清水焼は、日常的に使える器に加え、清水焼作家が創作した「陶灯路」専用の陶器もある。

 イベント当日は、キャンパス内の5カ所を舞台に、18時30分に点灯、20時30分まで行う予定。300個の陶器や竹に灯りが灯る。
 主催は、現代ビジネス学部の学生が組織する学会で、都市環境デザイン学科の織田直文教授の2~4回生ゼミと、同じく織田教授が指導する「臨地まちづくり研究会」を中心とする学生有志が準備を進めており、イベント当日の運営も行う。

 今回の「七夕陶灯路」開催を呼びかけた織田教授は、「学生に陶器や竹の良さを知ってもらう機会にするとともに、学生間、教職員と学生、大学と周辺地域との交流の場としたい。また、これを契機に、夏の風物詩としてのキャンパスイベントの可能性を探りたい」と、期待を込めてコメントしている。

 なお、織田教授のもとには、本年夏から秋にかけて、山科区の複数の地域から「陶灯路」開催の依頼が来ている。

▼本件に関する問い合わせ先
 京都橘大学 企画広報課
 京都市山科区大宅山田町34番地
 TEL: 075-574-4112
 FAX: 075-574-4151
 http://www.tachibana-u.ac.jp/