京都橘大学

京都橘大学とカナダ・オカナガン大学交流20周年イベント開催――両大学で交換したブロンズ彫刻の除幕式を京都橘大学にて挙行

大学ニュース  /  国際交流

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京都橘大学(京都市山科区、学長・田端泰子)では、本学とカナダのオカナガン大学(ブリティッシュ・コロンビア州ケローナ)との交流20周年を記念して、10月24日(土)、両大学で相互に贈りあったブロンズ彫刻の除幕式を本学にて挙行する。

 ブロンズ彫刻は、オカナガン大学のあるケローナ在住の彫刻家ヒアート・マース(Geert Maas)氏の作品。除幕式当日は、オカナガン大学のジム・ハミルトン(Jim Hamilton)学長と、作者のヒアート・マース氏、京都橘学園の梅本裕理事長が除幕セレモニーを行い、交流20周年を祝う。
 京都橘大学とオカナガン大学の交流は、1989年2月、春期英語研修として同大から語学研修生を派遣したことからスタート。その後、1994年に3カ月プログラムのSAP(セメスター・アブロード・プログラム)を実施、1996年には学生交換留学、2002年から6カ月プログラムの新SAP(英語コミュニケーション学科2回生必修)を開始し、この間、数百名に及ぶ同大学生がオカナガン大学で学んでいる。また、オカナガン大学からの留学生を受け入れるとともに、2003年には教員交換も行っている。
 両大学では協同で、交流20周年に関わったスタッフや卒業生の思い出を綴った「京都橘大学 オカナガン大学交流20周年記念誌」も作成した。

◆除幕式 式次第
 ○日時
  10月24日(土) 11:00~11:20
 ○式次第
  1 挨拶 京都橘学園 梅本裕理事長
       オカナガン大学 ジム・ハミルトン(Jim Hamilton)学長
  2 除幕セレモニー 京都橘学園 梅本裕理事長
            オカナガン大学 ジム・ハミルトン(Jim Hamilton)学長
            彫刻家 ヒアート・マース(Geert Maas)氏
  3 記念撮影

◆ヒアート・マース(Geert Maas)氏 プロフィール
 国際的にも高い評価のある芸術家で、世界中にコレクターをもつ。オランダ出身。ハーグの芸術アカデミーで学び、1979年、カナダ ブリティッシュ・コロンビア州ケローナに移住。当地で、カナダでも最も大きい部類のブロンズ彫刻コレクションやさまざまな彼の作品を集めた「ヒアート彫刻庭園とギャラリー」を運営。

◆ヒアート・マース作:「Destiny」(写真1)
 四角錐様の柱に階段を上がる人物を描写。階段を上る人物は学生たちの学びの旅を示し、四角錐の角を回りながら上って頂上をめざす姿は、教育的発展と成長を表現する。また、彫刻の下方には、同大学とオカナガン大学との文化交流やパートナーシップ、フレンドシップを象徴し、両大学を示す2つの大きなメダルが埋め込まれている。
 ブロンズ像の高さは1.61メートル、台座を含めると2.76メートルなる。設置場所は、本学キャンパスの図書館研究室棟の前(写真2参照)。
 なお、オカナガン大学では、京都橘学園梅本理事長が出席し、9月8日(火)に除幕式が行われた。

◆京都橘大学・オカナガン大学交流史
 1987年10月 オカナガン大学スタッフが本学を表敬訪問。大学間交流を協議
 1989年2月 第1回春期英語研修実施
 1992年3月 交流協定締結
 1994年9月 第1回SAP(Semester Abroad Program)(3ヵ月プログラム)実施
 1996年9月 学生交換留学開始
 1999年9月 第1回SAP-S(Semester Abroad Program Special)実施
          2001年度までの3年間実施
 2002年9月 第1回新SAP(6ヵ月プログラム)実施
          以後、現在まで毎年実施
 2003年9月 教員交換実施。9月1日~2004年7月31日
 2009年2月 春期語学研修(3週間プログラム)実施予定

888 写真1/ヒアート・マース作:ブロンズ彫刻「Destiny」

887 写真2/ブロンズ彫刻設置イメージ図