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龍谷大学経済学部 伊達浩憲研究室の学生が、NPO法人 南山城村 茶ECOプロジェクトと連携して、100%南山城村産 龍谷大学オリジナル宇治茶(抹茶入り煎茶)「雫(しずく)」の商品を企画・製作。京都府南山城の茶業の発展と地域活性化に取り組んだ。
龍谷大学(京都市伏見区)経済学部 伊達浩憲研究室の学生が、昨年の「やましろ農産物 in 竜馬通り商店街」に続き、今年度は、NPO法人 南山城村 茶ECOプロジェクトと連携して、100%南山城村産 龍谷大学オリジナル宇治茶(抹茶入り煎茶)「雫(しずく)」の商品を企画・製作した。
本学の伊達研究室は、教育・研究活動の一環として「農商学連携」をテーマに、昨年から京都府唯一の村である南山城村の地域経済活性化プロジェクトに取り組んでいる。第二弾の取り組みとなる今回は、地域再生をめざし、南山城村における地域課題のひとつである茶業振興に取り組むとともに、こうした実践的な活動を通して、学生が社会人基礎力を身につけることを狙いとしている。
<抹茶入り煎茶 「雫」>
原材料名: 緑茶・抹茶 原材料産地名: 京都府南山城村 内容量: 80グラム
小売価格:1,050円 (税込)
販売予定数量:3,000個
販売者:(株)美好園 (京都市下京区油小路通花屋町下ル仏具屋町235
電話 075-371-1013 FAX 075-361-3939 http://www.bikouen.com/ )
1. 活 動 内 容 :
(1)「(抹茶入り煎茶)雫」のねらい:
南山城村は京都府内で1、2位を争うほどの、宇治煎茶の代表的産地。しかし、昨今の煎茶の価格低落や生産量の減少の中で、活性化策が必要となっている。一方、てん茶(抹茶の原料)は、単価も付加価値も高く、南山城村は、このてん茶拡大にも取り組んでいる。南山城村の茶業の発展のために、煎茶の生産金額を上昇に転じさせ、なおかつ、てん茶を伸ばしていく「両面戦略」が必要であると学生達が考え、今回の抹茶入り煎茶の企画・製作に至った。
南山城村での学生の活動ブログ http://d.hatena.ne.jp/ryukoku-cha/
(2)「(抹茶入り煎茶)雫」の特徴:
宇治煎茶は、全国や関西の茶品評会でも、徹底した茶園管理、製茶への心配りなどが高く評価され、農林水産大臣賞や産地賞を幾度も受賞してきた。「抹茶」は、宇治茶の伝統的栽培法によって手間暇かけて育てられた「てん茶」を、石臼で挽いて丁寧に仕上げている。今回は、上質の宇治の煎茶に抹茶を3%ブレンド(通常は1.5%から2%のブレンド)し、「煎茶」の渋み・苦味を抑え、さらにコクのある甘みと旨みを実現した。
2. 伊達研究室が取り組んできた地域活性プロジェクトの実績:
(1)竜馬通り商店街を中心とする地域活性化プロジェクト:
2001年以来、京都市伏見区の竜馬通り商店街と連携して、観光資源の活用策など地域活性化を図る。中でも、起業を志す学生達が主体となって、販売スペースを出資者に貸し出す小箱ショップ「たまり場」を2003年から5年に渡り開業した。これらは、京都市の「大学地域連携モデル創造支援事業」や京都商工会議所の「文系産学連携促進事業」に採択されるなど、数多くの社会的な評価を得てきた。
(2)南山城村の農業活性化を図るプロジェクト:
2007年より過疎化や財政難、高齢化などの問題に悩まされている京都府唯一の村である南山城村の農業活性化を図るプロジェクトとして本事業を開始。2007年、2008年は、「農商学連携」「都市と農村の交流」をめざして、「やましろ農産物 in 竜馬通り商店街」の開催に携わるほか、山城地域で生産された農産物を京都市内の商店街で直売するルートを構築し、農村と商店街側の両方が活性化する経済的仕組みを模索した。
▼本件に関する問い合わせ先
龍谷大学 学長室 (広報)
TEL: 075-645-7882 (直通)
大学・学校情報 |
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大学・学校名 龍谷大学 |
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URL https://www.ryukoku.ac.jp |
住所 京都市伏見区深草塚本町67 |
龍谷大学は、1639年に京都・西本願寺に設けられた「学寮」に始まる10学部、1短期大学部、11研究科を擁する総合大学です。私たちは、「自省利他」を行動哲学として、地球規模で広がる課題に立ち向かい、社会の新しい可能性の追求に力を尽くしていきます。 |
学長(学校長) 安藤 徹 |