青山学院大学

青山学院大学ほか主催によるアートフォーラムを開催――「ダ・ヴィンチとモナリザ~ルネッサンス期の天才との出会い」

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青山学院大学(東京都渋谷区/学長:伊藤定良)および社団法人林原共済会、毎日新聞社が主催となり、フランスから2人の著名な講師を招聘。世界的に有名な絵画「モナリザ」の作家で万能の天才「レオナルド・ダ・ヴィンチ」に関する興味深い内容を紹介するフォーラムを10月12日(火)に開催する。

 この講演会は、今年、第25回国民文化祭が岡山県で開催されるのに合わせて、県実行委員会と障害のあるアーティストを対象に「モナリザを描く」展を世界各地で開催している社団法人林原共済会が企画し、希望の星アートフォーラム「ダ・ヴィンチとモナリザ~ルネッサンス期の天才との出会い」と題して実施するもの。
 
 当日は、講師としてフランソワ・サンブリ氏(ダ・ヴィンチが暮らしたフランス・ロワール地方にあるクロ・リュセ城のオーナー)とブルーノ・モッタン氏(美術史家でダ・ヴィンチの研究家)を招き、ダ・ヴィンチとフランス国王フランソワ1世との強いつながりやダ・ヴィンチのアトリエ復元計画、2008年に未完の大作「聖母子と聖アンナ」の修復中に発見された未発表の3つのスケッチ、さらにモナリザの保存状態などについて言及。偉大なる「ダ・ヴィンチ芸術」を専門研究者たちから直接学べる絶好の機会である。
 
 なお、司会は同女子短期大学の大野芳材教授が務める。詳細は以下の通り。
 
【日時】
 10月12日(火) 12:30~15:00
【場所】
 青山学院大学(東京都渋谷区渋谷4-4-25)
  総合研究所ビル12階 大会議室
【講師】
 ●フランソワ・サンブリ氏
  (クロ・リュセ城レオナルド・ダ・ヴィンチパーク 館長)
  演題「レオナルド・ダ・ヴィンチ~フランス国王に仕え未来を予言した芸術家」
 ●ブルーノ・モッタン氏
  (美術史家、フランス文化省所属学芸員、ルーヴル美術館アトリエ・カルーゼル勤務)
  演題「モナリザに想いを馳せて~解明されたレオナルド・ダ・ヴィンチ」
【司会】
 大野 芳材 青山学院女子短期大学教授
【主催】
 青山学院大学、社団法人林原共済会、毎日新聞社
【協力】
 国際交流基金パリ日本文化会館 
【入場料】
 無料(定員200人)
【参加申し込み方法】
 はがきで〒100-8051東京都千代田区一ツ橋
 1-1-1 毎日企画サービス「ダ・ヴィンチ」講演会係まで。
 ※住所、氏名、年齢、電話番号を明記。
 ※多数の場合は、抽選。当選者には招待状を送付します。
【締め切り】
 10月6日(水)必着
【問い合わせ先】
 社団法人林原共済会(086-224-4311)
                                  
【講師紹介】
●François Saint-Bris(フランソワ・サンブリ)
 フランス ロワール地方アンボワーズにあるクロ・リュセ城のオーナーで、隣接するレオナルド・ダ・ヴィンチパークの館長。クロ・リュセ城はダ・ヴィンチがモナリザなどの名画とともに晩年の3年間を過ごした館で、城内にはダ・ヴィンチが亡くなった寝室が当時のまま残されている。またパーク内には発明品の数々が再現されており、世界中から大勢のファンが来場している。ダ・ヴィンチについての多数の著作あり。NHKなどテレビ出演も多数。

●Bruno Mottin (ブルーノ・モッタン)
 フランス文化省所属学芸員。現在、ルーヴル美術館内「フランス美術館研究修復センター」勤務。国際的に著名なダ・ヴィンチ研究家。「モナリザ」を科学的に研究した「モナリザの心の中に~解明されたレオナルド・ダ・ヴィンチ」を執筆。またレオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエル、レンブラント、クールベ等の作品に関する論文も多数。エコール・ドュ・ルーブルでの講演会、また国立修復研究所の学芸員・修復士を目指す若者を対象とした講演会を定期的に行っている。

【司会】
大野芳材青山学院女子短期大学教授
 東京大学人文科学系大学院美術史専攻博士課程在学中の1984年から88年までパリ第4大学博士課程留学、89年、東京大学文学部助手などを経て2003年から現職。フランス近世美術専攻。「18世紀の美術」(共訳)、「シャルダン」(翻訳)、「フランス近世の美術」など。

▼本件に関する問い合わせ先
 青山学院本部広報部
 〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25
 TEL: 03-3409-6578
 FAX: 03-3486-4712
 http://www.aoyamagakuin.jp/