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「がんになっても、自分らしく」――岡山大学が女優の向井亜紀さんを迎え、がん緩和ケアに関する公開講座を開催

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岡山大学では10月17日(日)に、がん緩和ケアに関する公開講座を開催する。緩和ケアとは、患者の苦痛を和らげることで患者や家族のQOL(生活の質)を改善させること。この公開講座では女優の向井亜紀さんらを講師に迎え、「がんになっても、自分らしく」をテーマに正しい緩和ケアの情報を広く市民に伝える。入場無料、予約不要。

 岡山大学医学部は、1870(明治3)年に創設された岡山藩医学館を起源としており、今年で創立140周年を迎える。これを記念し、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科緩和医療学講座では10月17日(日)に、社会福祉法人敬友会とともに「緩和ケア市民公開講座“がんになっても自分らしく”」を開催する。
 
 「緩和ケア」とは、患者の苦痛を和らげることで患者や家族のQOL(生活の質)を改善させること。この公開講座では「がんになっても、自分らしく」をテーマに、女優の向井亜紀さんの講演などを通じ、3人に1人ががんになると言われている現代を生き抜くための正しい緩和ケアの情報を広く市民に伝える。詳細は以下の通り。
 
◆緩和ケア市民公開講座“がんになっても自分らしく”
【日時】
 10月17日(日) 13:30~16:30(開場は13:00)
【場所】
 岡山コンベンションセンター 3階コンベンションホール
【プログラム】
 1.開会挨拶
   岡山大学大学院医歯薬学総合研究科緩和医療学講座 教授 松岡順治
 2.基調講演
   「あなたの自分らしさは何ですか?~緩和医療は支えます~」
    聖路加国際病院 緩和ケア科 医長 林章敏
 3.基調講演
   「がんを抱えたときの心構え」
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 精神神経病態学教室 教授 内富庸介
 4.特別講演
   「がんと向き合う~自分の身体と時間を大切に~」
    女優 向井亜紀
 5.特別講演
   「がんになって失ったもの、そして得たもの」
    NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会 理事長 松本陽子
 6.特別発言
   鳥取市立病院 病院長 田中紀章
【主催】
 社会福祉法人 敬友会、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科緩和医療学講座
【後援】
 岡山県、岡山県医師会、岡山大学医師会、岡山県病院協会、岡山県看護協会
 岡山県薬剤師会、岡山県社会福祉士会、岡山県介護福祉士会
 岡山県愛育委員連合会、山陽新聞社
 
▼本件に関する問い合わせ先
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 緩和医療学講座 担当/松岡順治
 TEL&FAX: 086-235-6502