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岡山大学が根岸英一・米パデュー大学特別教授に同大初の「名誉博士号」を授与

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岡山大学は2010年のノーベル化学賞を受賞した根岸英一・米パデュー大特別教授に3月23日、同大初となる「名誉博士」の称号を贈った。

 岡山大学は、創立60周年を迎えた2009年、同大の教育・研究への貢献が顕著な研究者を顕彰するために名誉博士号を創設した。
 根岸英一博士は同大でこれまで4回講演し、昨年12月からはエネルギーの生産や貯蔵のための有機新素材などを研究する組織「エネルギー環境新素材拠点」の外部評価委員を務めていることなどから、これを称え、同大初となる名誉博士の称号を贈った。
 3月23日、同大津島キャンパスにおいて授与式を開き、千葉喬三・同大学長が名誉博士記を手渡した。

 根岸博士は今回の名誉博士号の授与について、「たいへん名誉なこと。今後も年一回は学生向けの講演を行うなど、内部の人間になったつもりで岡山大のレベルアップに協力したい」と話している。

▼本件に関する問い合わせ先
 岡山大学学長戦略室
 TEL: 086-251-7013
 FAX: 086-251-7294

2092 名誉博士記を掲げる根岸博士(右)と千葉学長