龍谷大学

日本初!龍谷ミュージアムシアターにて、4k/60pの実写(動画)映像を4k装置で上映 ――龍谷大学

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龍谷大学の仏教総合博物館「龍谷ミュージアム」では、5月17日から「伝えゆくもの~西本願寺の障壁画~」の一般公開、上映を開始した。博物館等のシアターで、4kの実写(動画)映像の画質を落とすことなく、4kプロジェクターで常設展示として上映するのは国内で初めてとなる。

 4月5日に開館した仏教総合博物館「龍谷ミュージアム」には、席数47席・スクリーンサイズ200インチ(高約3m×幅約約5m)のシアターを設置している。
 このシアターは、フルハイビジョンの4倍を超える高精細映像を上映することができる4k(※1)プロジェクターを配備し、リアリティ(※2)を追求した魅せるコンテンツを紹介している。
 5月17日からは新たに、4kカメラで撮影した高精細実写映像の作品「伝えゆくもの~西本願寺の障壁画~」の一般公開、上映を開始した。

 この作品は、西本願寺・書院の障壁画にスポットをあて、障壁画の美しさを余すことなく紹介すると同時に、今ではほとんど肉眼では識別できない、描かれた当時の「虎の間」竹虎図を、写真とCGを駆使して復元している。

 博物館等のシアターで、4kの実写(動画)映像の画質を落とすことなく、4kプロジェクターで常設展示として上映するのは、国内において龍谷ミュージアムのミュージアムシアターが初めてとなる。

(※1) 4kは、ハリウッドが策定した映像フォーマット。
1画面あたり約885万画素(横4,096×縦2,160ピクセル)を持つ超高精細映像。
フルハイビジョン(207万画素、横1,920×縦1,080ピクセル)の4倍以上の画素数があり、格段に高い質感や色彩の映像が再現できる。

(※2) 本シアターの設備は、1フレーム(すべての走査線の完全な画面)のまま、1秒間に60回(60フレーム)走査し、伝送する「60p」を採用している。(一般的な映画館など…24p /家庭用テレビ…30p ) 

◎上映スケジュール (西本願寺大遠忌法要期間は上映いたしません)
11:00 「伝えゆくもの ~西本願寺の障壁画~」・・・・・・4k映像   
12:00 「よみがえる幻の大回廊 ~ベゼクリク石窟~」・・・フルハイビジョン映像
13:00 「伝えゆくもの ~西本願寺の障壁画~」
14:00 「よみがえる幻の大回廊 ~ベゼクリク石窟~」
15:00 「伝えゆくもの ~西本願寺の障壁画~」
16:00 「よみがえる幻の大回廊 ~ベゼクリク石窟~」

※開館日など詳しくは、ホームページをご覧ください。
http://museum.ryukoku.ac.jp/

※法要日程は西本願寺ホームページなどをご確認ください。

▼本件に関する問い合わせ
 龍谷ミュージアム
 事務部 熊谷・中崎

2142 4月5日に開館した龍谷ミュージアム

2186 「伝えゆくもの~西本願寺の障壁画~」

2187 「竹虎図」復元風景

2188 上映終了後スクリーンが上がると、眼下に西本願寺を望むことが出来る。

2118 龍谷ミュージアム 交通案内