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金沢工業大学感動デザイン工学研究所が、高齢者を対象に介護予防の社会実験を実施

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金沢工業大学感動デザイン工学研究所では、介護予防プログラムである「NOSS(にほん・おどり・スポーツ・サイエンス)」を研究所が独自に開発したバーチャルシステムを用いて野々市市の「いきがいセンター」にて社会実験を行う。

 感動デザイン工学研究所が独自に開発したバーチャルシステムとは、非接触型コンピュータ操作技術「Kinectセンサー」(Kinect読み「キネクト」)を応用し、スクリーンに映し出された画像の中に、被験者の身体の動きを連動させて投影し、ゲーム感覚で「NOSS」(※)を体験するものである。

 同研究所が取り組む「コミュニティでつくる新しい高齢社会のデザイン」のプログラムの一環として、地域の高齢者の生活機能計測と認知機能の分析のために、メディア情報学科の出原立子准教授と大学院システム設計工学専攻博士前期課程2年の宝達一道さんが開発を行った。

 野々市市内に2か所ある「いきがいセンター」で、御経塚ではバーチャルシステムを使用した練習を、矢作ではDVDを使用した練習を、6回にわたり行い比較対象する。

■日程・内容・会場についてはPDFを参照

※NOSS(にほん・おどり・スポーツ・サイエンス)は、日本舞踏家 西川右近氏が、中京大学・湯浅影元教授と共同開発した日本舞踏をベースとした健康体操

▼本件に関する問い合わせ先
 金沢工業大学 広報課
 石川県野々市市扇が丘7-1
 TEL: 076-246-4784
 E-Mail: koho@kanazawa-it.ac.jp