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中央大学が国際連携推進機構の設立と日本IBM創立75周年を記念し、11月17日に講演会「ITと創る賢い地球の未来」を開催

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中央大学では、同大国際連携推進機構の設立と日本IBM創立75周年を記念して、11月17日に講演会「ITと創る賢い地球の未来」を開催する。プロジェクトのリーダー級の研究者が直接わかりやすく講義し、情報系以外の学生も興味を持てる講演も用意。なお、16時20分からの懇談会は同大学生と教職員が対象。

 中央大学では今年7月1日、同大の国際化をさらに推進し、新たな課題に対応するために、学長を機構長とする「中央大学国際連携推進機構」を設置した。その設立と日本IBM株式会社創立75周年を記念して、同社と中央大学主催で講演会「ITと創る賢い地球の未来」を開催する。

 この講演会は3つの講演と懇談会で構成されており、講演1、2は情報系だけの話題ではなく、都市環境や経営システム、電気電子、化学、生命を専攻する学生にも関連する話題を選んだ。講演3は「グローバル社会、グローバル企業、グローバル人材」について、IBM本社から着任したばかりのビジネス系の執行役員による講演を予定。詳細は以下の通り。

◆「ITと創る賢い地球の未来」
【日程】11月17日(土) 13:00~17:30
【場所】中央大学後楽園キャンパス5号館3階5336号室
【対象者】同大学部生・大学院生、教職員、一般(懇談会は同大学生と教職員のみ)

【プログラム】
13:00~13:10 開会挨拶
  中央大学副学長・理工学部教授 加藤 俊一

13:10~14:00
 講演1 「世界一のクイズ王から医学王へ ―質問応答技術とITの未来―」
 講師:武田 浩一 日本IBM(株)東京基礎研究所 技術理事 情報学博士
 概要:昨年2月に米国で最も有名なクイズ番組Jeopardy!に登場して勝利を収めた質問応答システム「Watson」について、その知識量と構造化、検索などの技術的な面白さや、人間の解答方法との違いを、動画などを使ってわかりやすく説明する。また、膨大な医学文献の知識を吸収したWatsonの医療診断への応用についても解説する。

14:10~15:00
 講演2 「ITが支える回復力のある街づくり―スマーター・シティ&レジリエント・シティ―」
 講師:渡辺 日出雄 日本IBM(株)東京基礎研究所 工学博士
 概要:東日本大震災の経験から、非常事態への備えが都市にとって重要であることを再認識した。緊急時からいち早く回復する、緊急時と通常時の両方を考えたスマートな都市を実現するために必要なIT技術(気象予測、交通シミュレーション等)を紹介する。

15:10~15:50
 講演3 「グローバル社会、グローバル企業における人材、リーダーシップ」
 講師:坂上 好功 日本IBM(株)システム・テクノロジー開発製造担当 執行役員 
 概要:日本の学生の将来にはどのようなグローバル社会が待ち受けているか、企業はグローバル化をどのように進めていくか、そこではどのような人材・リーダーシップが求められるか。それらについて、IT業界を生き抜いてきた企業としてIBMの事例を中心に解説する。

15:50~16:00 閉会挨拶
 ジョン・ロビンソン 日本IBM(株)マーケティング&コミュニケーション担当 執行役員

16:20~17:30 Let’s Have a Talk over a Cup of Tea! (情報交換会、懇談の部)
 同大学生・教職員とIBMの講師・社員との懇談会。テーマは「グローバル企業?」「ITってスマート?」「キャリアデザイン、ダイバーシティって何?」など、参加者次第で決まる。

【参加申込】
申し込み用メールアドレス( fse-entry@tamajs.chuo-u.ac.jp ) に、
 件名:IBM講演会参加申し込み
 本文:氏名、学籍番号(または所属)、
    講演の部 13:00-16:00(参加・不参加)、
    懇談の部 16:20-17:30(参加・不参加)、話してみたいテーマ
 を記入して申し込む。なお、懇談の部は、同大関係者のみ参加可。

▼本件に関する問い合わせ先
 中央大学研究支援室
 Tel: 03-3817-1600
 Fax: 03-3817-1677